東京で上映されるフランス語圏映画Les films en français à Tokyo

Bunkamura Le Cinéma 03-3477-9264 https://www.bunkamura.co.jp/cinema/

上映中

『ココ・シャネル 時代と闘った女』 映画の冒頭で、15年ぶりに開催した1954年のコレクションのシーンが流れる。メディアに酷評されたこのコレクションについて、ナレーションはこう語る。「この闘い(une bataille)には敗れたけれど、人生の中の戦争(la guerre)に彼女は勝ったのだ」と。シャネルの笑顔がアップで映し出される。 「ガブリエル・シャネル、12歳、家政婦」。刃物の町として知られるティエールにこんな国勢調査の記録が残っている。母を病気で亡くした少女は、おばに引き取られ、家政婦として働くことで居場所をつくっていたのだ。愛に飢え、貧しさに暮らす彼女は、お針子として働く傍らキャバレーで歌い、23歳に、騎兵隊の将校だったエティエンヌ・バルザンの愛人となる……強気で挑発的。そんなシャネルが身に纏った鎧を外したと