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シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才
投稿日 2017年2月21日
最後に更新されたのは 2023年5月25日
Théodore Chassériau Parfum exotique
 
テオドール・シャセリオー、《カバリュス嬢の肖像》、1848年 油彩・カンヴァス、カンペール美術館、Collection du musée des beaux-arts de Quimper

カリブ海にあるスペインの旧植民地に生まれたシャセリオーは、家族とともにフランス・パリへ移り住んだのちにその才能を開花させる。11歳という若さにして巨匠アングルの門下 生となり、16歳でサロンデビューしたシャセリオーは当時の評論家を唸らせた。当時の技術力・表現力の高さは今回展示される自画像をみても頷ける。37年間という短い生涯の中、古典主義やロマン主義への傾倒を経て独自の叙情的な画風を探求し、後世の画家に大きな影響を与えた。今回の展覧会では、彼の芸術に影響を受けたギュスターヴ・モローとピュヴィス・ド・シャヴァンヌの作品も展示される。彼の代表作である宗教画・壁画・物語絵は、どの作品にも共通して彼の内面を映すようなエキゾチックな艶やかさが色彩に丸みを与えている印象だ。本国フランスにおいてもシャセリオーの作品をまとめて見る機会が少ない中で、ここ日本において一堂に会すのは世界的にみても貴重な機会といえるだろう。
(Eiko Suzuki)
 
国立西洋美術館
2017年2月28日(火)~2017年5月28日(日)
休館日:月曜日(ただし、3月20日、3月27日、5月1日は開館)、3月21日(火)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分
毎週金曜日:9:30~20:00 ※入館は閉館の30分前まで
※シャセリオー展は土曜日の夜間開館はありません。
 
観覧料金:当日:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
前売/団体:一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円
<応募方法>
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質問 「Qui a été le premier maître de Théodore Chassériau?」

締め切りは2017年 3月6日(月)、正午です。
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