ドキュメンタリー映画『パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒』が日本で上映されるのにあわせ、ドアノーの写真展が東京都内で開催されている。『パリ市庁舎前のキス』で一躍有名になってしまったドアノーだけれど、彼のもっとお茶目で、もっと自由で、もっと愛に溢れている他の写真を楽しむことができる。「日本ほど、”写真”という文化を真摯にとらえてくれる国はありません。そして、日本のみなさんは、ロベール・ドアノーを本国フランス以上に愛してくれています」。ドアノーのドキュメンタリー映画が上映された後、東京都写真美術館ホールで、ドアノーの孫娘であり、本作の監督でもクレモンティーヌ・ドルディルさんのトークショーが行われたとき、彼女はこう語った。「写真家は、最初の70年が大変なんだよ」と孫娘に言っていたというドアノー。そんな彼の明るい謙虚さを、写真から感じ取りたい。(Mika Tanaka)開催場所:写大ギャラリー(東京都中野区本町2-4-7 東京工芸大学 芸術情報館2F)東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線中野坂上駅下車1番出口・徒歩7分開催期間:2017年4月17日(月)~6月11日(日)休館日:会期中無休開館時間:10:00〜20:00入館料:無料問い合わせ:03-3372-1321(写大ギャラリー)
ロベール・ドアノー写真展 『ドアノーのパリ劇場』
投稿日 2017年4月25日
最後に更新されたのは 2023年5月23日