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La francophonie au Japon

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『ポリーナ、私を踊る』Polina, danser sa vie
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『ポリーナ、私を踊る』
 
ロシアでバレエダンサーをめざす幼い少女がいる。その名はポリーナ(アナスタシア・シェフツォワ)。両親は決して裕福ではないが、ボリショイバレエ団のバレリーナをめざす一人娘に夢を託す。恋、コンテンポラリーダンスへのめざめ、挫折、苦悩、孤独・・・・・・ 南フランス・エクス・アン・プロヴァンス、ベルギー・アントワープと舞台を移し、ポリーナの歩みは少しずつ成熟へと向かっていく。クールでドライな展開は、紋切り型の青春映画とは趣きが異なっていて新鮮。「コンテンポラリーはクラシック・バレエよりも重心が低いのよ」、「あなたのダンスは美しいだけ、愛を感じられない」とポリーナを叱咤するコンテンポラリーダンスの振付家・リリア(ジュリエット・ビノシュ)の言葉は、厳しさの中にどこか温かさを感じる。しかし、そんな指導者に従わず決別を選ぶところも、若さと情熱ゆえ。同じような経験をお持ちの方も多いのではないだろうか。生々しくて「リアルな」青春映画は、今の10代20代の人たちに見てもらいたいのはもちろんだけど、かつて若者だった人たちにこそ見てもらいたい。かつて抱いた熱い思い、今からでも取り戻せるのではないでしょうか。遅すぎることはないはずです。(Mika Tanaka)
 
監督:ヴァレリー・ミュラー、アンジュラン・プレルジョカージュ
出演:アナスタシア・シェフツォワ、ニールス・シュナイダー、ジェレミー・ベランガール、アレクセイ・グシュコフ、ジュリエット・ビノシュ
2016年/フランス語・ロシア語/108分/PG12
 
Polina, danser sa vie de Valérie Müller et Angelin Preljocaj avec Anastasia Shevtsova, Niels Schneider, Juliette Binoche, Jérémie Bélingard; 2016, français, russe, 108 mn, PG12
 
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