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カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディ、東京エマウス友の会会長
投稿日 2009年11月1日
最後に更新されたのは 2016年9月5日
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カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディ:エマウス「助け合いの連鎖」
 
エマウスは、フランスの慈善団体で、1949年にカリスマ的なピエール神父によって、戦後の復興が急務であった時代に設立され、(その活動は)全世界に拡散した。東京エマウス友の会会長、カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディさんに現在のボランティアによる活動について語っていただいた。
 
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フラン・パルレ:何故日本に「エマウス」があるのですか?
カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディ:相互扶助と連帯という概念は全ての国民のものです。それがエマウスの活動が世界各地で導入されている所以です。1949年にヴァラード神父様が神戸に来た時、神父様は復興最中の日本で最も困窮している人々を援助したいと望まれたのです。これが日本においてエマウスの活動を始めるきっかけです…
 
フラン・パルレ:東京では、どうですか?
カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディ:1977年よりシスター八月(はつき)が東京のコミュニティの責任者をされています。彼女は日本人で、並外れたカリスマの持ち主です。本当に一文無しになった人々を受け入れるばかりでなく、エマウスが置かれている地域で、あらゆる人たちの間の助け合い、連帯に大変重要な役割を果しているのです。この活動が実施されたのも、このエマウスという団体が日の目を見て、ここまで続いているのも、私達が望む事全てにおいて範を示してくれる、シスター八月の後押しがあったからこそだと強調したいと思います。彼女が実際の舵取りをしているのです。私達は、猫の手です。
 
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フラン・パルレ:どのように活動されているのですか?どんなことをされていますか?
カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディ:それは色々な活動の方法があります。東京の私達の例をお話しましょう。ここにはコンパニオン(共同生活者)のコミュニティ活動があり、施設やコミュニティに人々を受け入れる活動がありました。でもそこは、ただ受け入れるだけではなく、共同生活、労働の場であったのです。従って、回収作業、物品を修理しなければなりませんでした。エマウスのコミュニティに受け入れられた人々もまた前進し、彼らよりももっと困窮している人々の世話をしていました。この活動によって、連帯の輪が出来、それと平行して、ボランティアであるエマウスの友たち、彼らはこうした日常生活から排除された人たちよりはずっと運がいいと言いましょうか、彼らが自らの時間、能力、専門知識を提供しに来て、これらの生活困窮者たちが人間の尊厳を取り戻す手助けをしています。それが実際、私達の目的なのです。今や東京には一人しかコンパニオンは残っていませんが、私達は大阪のコミュニティを助けています。そこにはまだ15名ほどのコンパニオンがいます。だから、私達は、私達はエマウスの友の会としての活動があるのです。コンパニオンが居なくなったので、回収作業に赴き、修理して再販する人たちが居ます。現場に行って、回収作業をする女性ボランティアたちが居ます。そこでは料理教室や、日曜大工、工芸教室が毎月開催され、お金をもたらしてくれます。私達は東京の蚤の市でも物品を売ります。ご存知ですか、物置一掃、と呼ぶもので、地域毎に開催されていますが、私達はそれを実施しているのです。その代わり、受け取ったお金で、エマウスのコミュニティを援助したり、再困窮者の援助をする様々な団体や慈善団体に分配したりします。
 
フラン・パルレ:あなたは回収作業をする人のことを話されましたね。殆どのボランティアは女性なのですか?
カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディ: 殆どのボランティアは女性です。現在110人のボランティアが居ます:日本人は62人で、48人がフランコフォン(フランス語話者)です。私達は世界のエマウスの友の組織の中で一番大所帯です。
 
フラン・パルレ:全員が相互扶助とフランス語圏に関係があるのですか?
カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディ:エマウスは、スタート時は、フランス語圏の活動でした。そしてこの活動を日本で始めた人たちはフランコフォンでした。それに組織を創ったり、何か新しいことをする時は、まず、エマウスをよく知っている人たちに話を持って行くことも確かです。これは本当に国際的な活動ですが、ベースとなっているのは、フランス的なものなのです。
 
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フラン・パルレ:現在進行中の企画や援助等がありますか?
カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディ:私達が昨年行った活動を例にお話しますと、年間200キロ以上のお米を寄贈し、400枚以上の毛布を購入し、500人以上の人たちの食事を援助しました。ホスピスに薬やおむつを提供しましたし、アルコール依存支援センターや精神障害者センターも援助しました。昨年、私達は東京のエマウス35周年を祝って、在日フランス大使館の大使公邸で特別な販売を行いました。私達は大阪の老人ホームの暖房設備を直すことが出来ました。そのホームはエマウスのコンパニオンたちや、大阪で最も困窮しているお年寄りを受け入れており、大阪市とも共同で管理しています。このように私達は並外れた大仕事をしたのです。そして今年は、実は、「山友会」という名の、最も困窮している人々を支援し、弁当等を配っている団体と沢山仕事をしています。
 
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フラン・パルレ:あなた方は常にスタッフやボランティアを募集されているのですか?
カトリーヌ・ソフィー=ド・グランディ:私達は常にスタッフやボランティア、人と助け合いを求めています。また、寄付も求めています:私達は例えば古着は取りませんが、捨てたいものがある方々は、私達に連絡を下さい。引き払う家がある方々は、私達に連絡を下さい。もう要らない骨董品がある方は、私達に連絡を下さい。このように、私達は良い状態のものを手に入れようと努めています。でも修理もします。私達には日本で働いている人たちが、ヨーロッパからの人たちですが専門知識がある人たちで、週末には、家具やある種の機械を修理する手伝いに来てくれます。
 
2009年11月
インタヴュー:プリュウ・エリック
翻訳:粟野みゆき



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