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ボルドー展 ー美と陶酔の都へー
投稿日 2015年6月3日
最後に更新されたのは 2023年5月25日

Bordeaux Port de la Lune

ウジェーヌ・ドラクロワ 《ライオン狩り》(部分)
1854-55年 175×360cm ボルドー美術館 ©Musée des Beaux-Arts - Mairie de Bordeaux. Cliché L. Gauthier

フランス南西の港町ボルドーは、古代ローマ以来の伝統を誇るワインの生産と海洋貿易がもたらした富を背景に、洗練された独自の都市文化を育んできた。大西洋のほど近く、ガロンヌ河の流れに沿って三日月のかたちに発展したことから「月の港」とも呼ばれたこの街は、18世紀に繁栄を極め、パリに100年先立ち都市整備を進め、壮麗な古典主義の建築が立ち並ぶ都市の景観美を作り上げた。そして2007年には、ガロンヌ河岸の歴史地区を中心とする街の広い一帯が「月の港ボルドー」として世界遺産に登録された。
本展覧会は、ボルドー市の全面協力のもと、先史時代から現代に至るまで数万年に及ぶスケールで、ボルドーとその地域の美術と文化の展開を紐解くものである。
ドラクロア晩年の大作《ライオン狩り》など、街にゆかりのある数々の画家や作品を紹介するとともに、今回初来日を果たす旧石器時代の貴重なレリーフ《角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)》などの考古・歴史資料から、ボルドーが文学思想界に生んだ「3M」と呼ばれるモンテーニュ、モンテスキュー、モーリヤックの著作類、そして在りし日の市民生活を物語る装飾芸術品まで、多角的にボルドーという魅力的な街の全体像に迫る。
200点を超える多様な作品・史料を通じて、「世界一エレガントな街」とも呼ばれるボルドーの壮大な歴史を体験することができる展覧会となっている。

Musée national d’art occidental, Tokyo, du 23 juin au 23 septembre 2015 (fermé le lundi et le 21 juillet, ouvert les 20 juillet, 10 août et 21 septembre)
国立西洋美術館
2015年6月23日(火)〜9月23日(水・祝)
休館日:月曜日(ただし7月20日、8月10日、9月21日は開館)、7月21日
9:30〜17:30(金曜日は20時まで) ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般1600円、大学生1200円、高校生800円
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.tbs.co.jp/bordeaux2015/

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質問「Quel est l’autre nom du port de Bordeaux?」

締め切りは2015年6月22日(月)です。
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