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La francophonie au Japon

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ポーラ美術館 『Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年』
投稿日 2020年12月17日
最後に更新されたのは 2023年5月25日
ラファエル ・コラン《眠り》1892年 油彩/カンヴァス 65.6×93.0 cm
芸術家財団、パリ ©Fondation des Artistes / Raphaële Kriegel

全裸で草むらに横たわる女性の絵が2枚。あどけなく眠る奔放な女性は、フランスの画家ラファエル・コランの《眠り》。もう1枚はコランを師と仰いだ黒田清輝の《野辺》だ。こちらの女性はどこか物憂げで、ためらいや恥じらいが見え隠れする。2人の女性の違いは、日本とフランスの美意識の違いを反映しているのだろうか……かつてフランスは、日本の芸術と恋に落ちた。そして日本はフランスの芸術に憧れ、その後ろ姿を追いかけた。似ているようで異なり、共感しあえる何かが必ずある。フランスと日本は、特に文化的な面において、他に代えることのできないかけがえのないパートナーシップを築き上げてきた。1912年、大正時代に入った日本は、文芸雑誌『白樺』を通してゴッホやセザンヌ、ルノワールなどを紹介する。彼らの斬新な作風やエネルギッシュな生き様に、多くの日本の画家たちに影響を与えた。浮世絵に心奪われたゴッホも、日本で紹介されるやいなや異常なまでの人気となり、日本独自の「ゴッホ神話」が生まれたという。

 
 
黒田清輝 《野辺》 1907年(明治40) ポーラ美術館

ポーラ美術館のコレクションの約80点に加えて、本展では国内外からやってきた約50点の作品の数々が並ぶ。1枚1枚の絵画との出会いが、私たちの心をフランスへと少しずつ導いてくれる。見終わった後には、溢れんばかりの喜びを感じられそうな気がする。

 
— コロナ禍が1日でも早く収束し、フランスと日本への行き来が再び自由になりますように。(Mika Tanaka)
 
<展覧会概要>
ポーラ美術館
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
 
会期 : 2021年4月4日(日)まで
開館時間 : 9:00 17:00 (入館は16:30まで) 会期中は無休、臨時休館あり
入館料:大人 1,800円、 シニア割引・65歳以上 1,600円
大学・高校生 1,300円、 中学生以下無料
※中学・小学生が授業の一環として観覧する場合、引率教員等の入館は無料。
※料金は消費税込み
問い合わせ電話番号:0460-84-2111
 
美術館公式サイト : http://www.polamuseum.or.jp
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<応募方法>
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質問 「En quelle année Colin a-t-il peint ce tableau?」
 
締め切りは2020年12月25日(金)、正午です。
 
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