フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

Rédaction du journal:
Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

La francophonie au Japon
Franc-Parlerフランス語圏情報ウェブマガジン フラン・パルレ
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東京で上映されるフランス語圏映画Les films en français à Tokyo
投稿日 2018年1月31日
最後に更新されたのは 2018年4月20日
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Shinjuku Musashinokan 03-3354-5670
 
4月26日(木)まで
 
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© 2017 LES FILMS DU LOSANGE - X FILME CREATIVE POOL Entertainment GmbH - WEGA FILM - ARTE FRANCE CINEMA - FRANCE 3 CINEMA - WESTDEUTSCHER RUNDFUNK - BAYERISCHER RUNDFUNK- ARTE - ORF
『ハッピーエンド』
 
 ゆっくりと扉が開く。見つめ合う少女と老人。
「チーズ、食べるか?」老人が聞く。
「要らない」。少女は首を横に振るが、何か言いたげな目を老人に向ける。
 85歳となったジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティニャン)が、13歳の孫娘エヴ(ファンティーヌ・アルドゥアン)に秘密を打ち明け、自らの心を開くシーン。ここにあるのは、祖父と孫の理想的な関係だろうか。それとも死に取り憑かれた孤独な者同士のはかない絆だろうか……映画の舞台は、フランス北部のカレー。移民や難民の問題を抱えることで知られる地域だ。ロラン家の食卓は一見にぎやかで豪華そうに見えるが、家族の会話はそっけなくどこかよそよそしい。家長のジョルジュ、娘のアンヌ(イザベル・ユペール)と息子のトマ(マチュー・カソヴィッツ)。この3世帯が大きな邸宅で共に暮らしている。家業はアンヌとアンヌの息子のピエール(フランツ・ロゴフスキ)が継ぎ、医師になったトマは、妻アナイス(ローラ・ファーリンデン)との間に赤ちゃんが生まれたばかり。住み込みで働くモロッコ⼈のラシッドとジャミラ夫妻には幼い娘が。そんなロラン家に新しい家族として加わったのがトマの前妻の娘、エヴだ。スマホを手放さず、SNS以外のコミュニケーションを知らないエヴの心の動きを軸に、滑稽なほどに愚かな人間の業が描かれる。それでも悲観的にならないのは、ミヒャエル・ハネケ監督が人を愛し、人類に希望を持ち続けているからなのだろう。タイトルの「ハッピーエンド」も、なぜか後味の悪さが感じられない。同監督の『愛、アムール』に出演したジャン=ルイ・トランティニャンとイザベル・ユペールが、この映画で再び父と娘を演じているのも、興味深い。(Mika Tanaka)
 
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:イザベル・ユペール、ジャン=ルイ・トランティニャン、マチュー・カソヴィッツ、ファンティーヌ・アルドゥアン
2017年/フランス・ドイツ・オーストリア/107分
 
À l’écran
 
Happy end de Michael Haneke avec Isabelle Huppert, Jean-Louis Trintignant, Mathieu Kassovitz, Fantine Harduin…; 2017, France, Allemagne, Autriche, 107 mn
 
 

 
Human Trust Cinema Yurakucho 03-6259-8608
Shinjuku Musashinokan 03-3354-5670
Euro Space 03-3461-0211
 
上映中
 
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© Céline Nieszawer
BPM ビート・パー・ミニット』
 
AIDS Coalition to Unleash Power”(力を解き放つためのエイズ連合)、略して “ACT UP”。「アクトアップ」には、「派手にやれ」の意味もある。血にみせかけた真っ赤な液体を製薬会社に投げつけたり、高校に突然押し掛けてコンドームの必要性を訴えたりと、ACT UPの活動は文字通り派手だ。
  映画は、ACT UPのミーティングのシーンから始まる。世間を騒がせて目立とうとか、社会に楯突こうとか、集まった彼らの思いは、そんな青臭い気持ちをぽーんと飛び越えたところにあって、いつの間にか、見ている自分もミーティングに参加しているような気持ちになる。生きていたい。生きていてほしい……性別も肌の色も年齢も関係なく、LGBTであっても薬物中毒者であっても、ACT UPのメンバーは「生きぬいて」というメッセージを送り続ける。1990年代前半、ACT UP-Parisの活動に参加していたロパン・カンピヨ監督が、当時の空気をそのまま映像に閉じ込め、フィクションとして再構築した。スマホもSNSもなかったこの時代、彼らは実際にミーティングで顔を合わせ、お互いの意見を出し合い、いいねをクリックする代わりに指をパチンと鳴らして賛同していた。抗議文はEメールではなく、FAX。ほんのりとレトロな感触が漂う。今でこそ、不治の病ではなくなったエイズだが、この当時はまだ画期的な治療法がみつけられていなかったことが思い出される。
  死が忍び寄るのを待ち続ける青年。傍らで寄り添うパートナーや同士。彼らにとって、活動は命を救う行為にほかならない。だから私は、この映画を社会派映画というより青春映画と呼びたい。自由と平等のために戦った革命家たちの末裔の青春—— この映画にもフランスの魂がぎっしりとつまっている。(Mika Tanaka)
 
監督:ロバン・カンピヨ
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤード、アルノー・ヴァロワ、アデル・エネル、アントワン・ライナルツ
2017年/143分
 
À l’écran
 
120 battements par minute de Robin Campillo avec Nahuel Pérez Biscayart, Arnaud Valois, Adèle Haenel, Antoine Reinartz; 2017, France, 143 mn
 
 

 
Bunkamura Le Cinema 03-3477-9264
 
4月26日(木)まで
Jusqu’au jeudi 26 avril
 
『君の名前で僕を呼んで』公開記念特集上映企画
<すべて恋しき若者たち>
若者たちの愛のゆくえを描く、近年スクリーンで上映されなかった名作や、貴重な35mmフィルム上映作品も複数含む全9作品を3週間限定で上映。
(当サイトは、フランス語圏作品のみを紹介)
 
『グッバイ・ファーストラブ』
監督:ミア=ハンセン・ラブ
出演:ローラ・クレトン、セバスティアン・ウルゼンドフスキー
2011年/110分/35mm
 
Un amour de jeunesse de Mia Hansen-Løve avec Lola Creton, Sebastian Urzendowsky; 2011, France, Allemagne, 110m
 
『愛の記念に』
監督:モーリス・ピアラ
出演:サンドリーヌ・ボネール、エヴリーヌ・ケール、モーリス・ピアラ
1983年/100分/Blu-ray
 
À nos amours avec Sandrine Bonnaire ; 1983, 100 mn
 
『海辺のポーリーヌ』
監督:エリック・ロメール
出演:アマンダ・ラングレ、アリエル・ドンバール、パスカル・グレゴリー
1983年/95分/DCP
 
Pauline à la plage d’Éric Rohmer avec Arielle Dombasle, Amanda Langlet, Pascal Greggory; 1983, 95 mn
 
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© 2013- WILD BUNCH - QUAT’S SOUS FILMSFRANCE 2 CINEMASCOPE PICTURESRTBF (Télévision belge) - VERTIGO FILMS
『アデル、ブルーは熱い色』
 
 第66回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を獲得した、衝撃的な愛の物語。ラブシーンは絵画のように美しいと絶賛され、監督のみならず、主演女優2人にもパルムドールが授与されるなど、異例の高評価を受けたドラマとなった。高校生のアデルは、道ですれ違った、ブルーの髪の女に一瞬で心を奪われた。その女に対する思いはつのるばかりで、ついにはアデルの夢にまで出るほどであった。そんなある日、バーで偶然の再会を果たす。彼女の名前はエマ。画家を志す美学生である。アデルはエマのミステリアスな雰囲気と、豊かな知性と感性に魅了され、身も心もいちずにのめり込んでいく。数年後、教師になる夢をかなえたアデルは、画家となったエマの絵のモデルをつとめながら彼女と暮らし、幸せな日々を送っていた。ところが彼女の絵の披露を兼ねたパーティーを境に、エマの態度が急変する。その孤独に耐えかねたアデルは…。(Tomohiro Mibu)
 
監督:アブデラティフ・ケシシュ
出演:レア・セドゥ、アデル・エグザルコプロス
2013年/179分/R18+
 
La vie d’Adèle chapitres 1 et 2 d’Abdellatif Kechiche avec Léa Seydoux, Adèle Exarchopoulos; 2013, France, Belgique, Espagne, 179 mn, R18+
 
 
『身をかわして』
監督:アブデラティフ・ケシシュ
出演:サラ・フォレスティエ、オスマン・エルカラス、サブリナ・ウアザニ
2004年/117分/35mm
L’Esquive d’Abdellatif Kechiche avec Osman Elkharraz,Sara Forestier, Sabrina Ouazani; 2004, 117 mn, 35 mm
 

 
Eurospace 03-3461-0211
 
上映中
 
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© 1937 STUDIOCANAL All rights reserved
『大いなる幻影』 デジタル 修復版
監督:ジャン・ルノワール
出演:ジャン・ギャバン、ディタ・パルロ、ピエール・フレネー、エリック・フォン・シュトロハイム
1937年/モノクロ/114分
 
À partir du samedi 14 avril
La grande illusion de Jean Renoir avec Jean Gabin, Pierre Fresnay, Erich von Stroheim, Marcel Dalio; 1937, France, N/B, 114 mn
 
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上映中
 
『恋多き女』 デジタル修復版
監督:ジャン・ルノワール
出演:イングリット・バーグマン、ジャン・マレー、メル・ファーラー、ジャン・リシャール
1956年/99分
 
À partir du samedi 14 avril
Elena et les hommes de Jean Renoir avec Ingrid Bergman, Jean Marais, Mel Ferrer, Jean Richard; 1956, France, 99 mn
 

 
K’s cinema 03-3352-2471
 
4月20日(金)まで
 
『スローガン』 
監督:ピエール・グランブル
出演:セルジュ・ゲンズブール、ジェーン・バーキン、アンドレア・バリシィ、ジュリエット・ベルト
1968年/88分
 
À l’écran
Slogan de Pierre Grimblat avec Serge Gainsbourg, Jane Birkin, Andréa Parisy, Daniel Gélin; 1968, France, 88 mn
 
 

 
Shin Bungeiza 03-3971-9422
 
魅惑のシネマ・クラシックス vol.28
 
第2部 ジャン=リュック・ゴダール編(1本立て)
 
5月1日(火)〜3日(木・祝)
 
『勝手にしやがれ』
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェ、ジャン=ピエール・メルヴィル
1960年/90分
 
『気狂いピエロ』
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ
1965年/フランス・イタリア/105分
 
2日(水)、3日(木・祝)
 
『軽蔑』
出演:ブリジット・バルドー、ミシェル・ピコリ、ジャック・バランス、ジョルジア・モル、フリッツ・ラング
1963年/フランス・イタリア・アメリカ/102分
 
『アルファヴィル』
出演:エディ・コンスタンティーヌ、アンナ・カリーナ
1965年/フランス・イタリア/99分
 
第3部 ジャン=ピエール・メルヴィル編(1本立て)
Rétrospective Jean-Pierre Melville
 
5月4日(金)、5日(土)
Vendredi 4 mai, samedi 5 mai
 
『ある道化師の24時間』(短篇)
出演:ベビー(道化師)、マイス(道化師)
1946年/モノクロ/18分
 
Vingt-quatre heures de la vie d’un clown court métrage avec Béby et Maiss; 1946 , N/B , 18mn
 
同時上映『海の沈黙』
出演:ハワード・ヴェルノン、ニコル・ステファーヌ、ジャン=マリ・ロバン
1947年/モノクロ/87分
 
Le silence dela mer avec Howard Vernon, Nicole Stéphane, Jean-Marie Robain; 1947, N/B, 87mn
 
『影の軍団』
出演:リノ・ヴァンチュラ、ポール・ムーリス、ジャン=ピエール・カッセル
1969年/フランス・イタリア/145分
 
L’armée des ombres avec Lino Ventura, Simone Signoret, Jean-Pierre Cassel, Paul Meurisse; 1969, France, Italie, 145 mn
 
『いぬ』
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、セルジュ・レギアニ、ジャン・ドザイ
1962年/フランス・イタリア/モノクロ/109分
 
Le Doulos avec Jean-Paul Belmondo, Serge Reggiani, Jean Desailly; 1962, France, Italie, N/B, 109 mn
 
『仁義』
出演:アラン・ドロン、ブールヴィル、イヴ・モンタン、ジャン=マリア・ボロンテ
1970年/フランス・イタリア/140分
 
Le cercle rouge avec Alain Delon, Bourvil, Yves Montand, Gian Maria Volonte ; 1970, France, Italie, 140 mn
 
『賭博師ボブ』
出演:ロジェ・デュシェーヌ、ダニエル・コーシー、ギー・ドコンブル
1956年/モノクロ/100分
 
Bob le flambeur avec Roger Duchesne, Daniel Cauchy, Isabelle Corey; 1956, N/B, 100 mn
 
6日(日)
『モラン神父』
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、エマニュエル・リヴァ、イレーヌ・トゥンク
1961年/フランス・イタリア/モノクロ/128分
 
Léon Morin, prêtre avec Jean-Paul Belmondo, Emmanuelle Riva, Irène Tunc; 1961, France, Italie, N/B, 128 mn

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