Pierre Bonnard, l’éternel été
日本美術に傾倒したフランスの画家、ピエール・ボナール。同時代のナビ派の中で「日本かぶれのナビ」の異名をもつ。作品の中には屏風を思わせるような作品や、浮世絵から影響を思わせる作品も多くあり、ジャポニスムへの関心が作品を通して伝わってくる。
明るく柔らかい色使いは大きな戦争が行われていた時代背景を忘れさせるが、ボナールの描くありふれた情景には「生きる喜び」が感じられ、日常の小さな変化に興味を抱く彼の好奇心がうかがえる。瞬間を切り取り、静止させることに目を向け続けたボナールは、1890年代から写真撮影を行っている。今回はそのスナップショット30点も展示され、絵画とはまた違うボナールの感性を表現している。
絵画、素描、版画、写真と、様々なジャンルを通して、ボナールの見ていた日常世界が存分に感じられる130点超の作品で構成される大回顧展。(Eiko Suzuki)
国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
会期 : 2018年9月26日(水)~ 12月17日(月)
毎週火曜日休館
開館時間 : 10:00~18:00 毎週金・土曜日は20:00まで。
※入場は閉館の30分前まで
観覧料:一般 1,600円、大学生 1,200円、 高校生800円、中学生以下無料
問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
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質問 「Quel est le titre français du tableau présenté dans l’article?」
締め切りは2018年10月15日(月)、正午です。
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