『最後のマイ・ウェイ』フランク・シナトラの世界的名曲「マイ・ウェイ」を作った男の知られざる人生に迫ったドラマ。その男、クロード・フランソワは、200を越える曲を生み出し、生涯に6700万枚のレコードを売り上げたスーパースターだった。酒もドラッグも無縁で禁欲的に体を鍛え、歌い、自ら振付けたダンサーをバックに踊ったクロードは、プロダクションをも立ち上げるなど、時代の寵児としてわが世の春を謳歌していた。しかしその裏には、ライバルへの闘志、人気アイドルとの極秘の熱愛と破局、病気と偽り、新聞の一面を飾り、私生活と共に息子の存在を隠し続けるなど、波乱の人生が隠されていた…。フランス映画最大の製作費(2000万フラン=約24億円)、ヨーロッパ映画史上最多記録更新のセット(230セット・デコレーション)、フランス最大規模での公開(905館)という破格のスケール感が話題となった本作は、フランスでも大ヒットを記録した。監督:フローラン=エミリオ・シリ出演:ジェレミー・レニエ、ブノワ・マジメル、モニカ・スカティーニ、サブリナ・セイヴク2012年/149分Cloclo de Florent Emilio Siri avec Jérémie Renier, Benoît Magimel, Marc Barré; 2012, France, 149 mn
『最後のマイ・ウェイ』Cloclo