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ルーヴル美術館特別展 ルーヴル No.9 〜漫画、9番目の芸術 
投稿日 2016年7月29日
最後に更新されたのは 2023年5月25日
エンキ・ビラル/『ルーヴルの亡霊たち』©Futuropolis / Musée du Louvre éditions 2012

1793年の開館以来、200年以上の長い歴史をもつルーヴル美術館が「ルーヴル美術館BDプロジェクト」という、日本を含むフランス内外の著名な漫画家たちにルーヴル美術館をテーマに自由に作品を描いてもらう企画を立ち上げ、すでに12作品が出版、現在もプロジェクトは進行中だ。日本の「まんが」にあたるフランス、ベルギーなどの仏語圏で古くから発展してきた「バンド・デシネ(BD)」には大衆的な作品がある一方でまるで絵画のような複雑で技巧に富んだ作品も多く、フランスにおいてBDは第9の芸術と考えられている。あらゆる芸術を招聘してきたルーヴル美術館にとって第9の芸術に門を開き交流を行うのは自然な成り行きだった。
今回このプロジェクトの成果を一堂に観ることのできる展覧会が、東京を皮切りに開かれるている。展覧会では、3章に分けて個性的な漫画家たちの300点を超える原画や資料、特別映像などをエキサイティングな演出と共に展観する、エンターテイメント性の高いダイナミックな内容となっている。ルーヴル美術館と漫画家たちの華麗なるコラボレーションを堪能したい。
 
※フラン・パルレでは過去に『氷河期』のニコラ・ド・クレシー、『ルーヴルの亡霊たち』を描いたエンキ・ビラルにインタビューをし、ニコラはこの「ルーヴル美術館BDプロジェクト」についても語っています。2人のインタビューはこちらからご覧ください。
 
森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
2016年7月22日(金)〜9月25日(日)
会期中無休
開館時間:10:00〜20:00
料金:一般1800円 高校・大学生1200円 小・中学生600円
お問合せ:03-5777-8600
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質問「Que signifie “bd”?」

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