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『マチルド、翼を広げ』Demain et tous les autres jours
<span class="caps">JPEG</span> - 35.5 kb
Crédits : © 2017 F Comme Film / Gaumont / France 2 Cinéma
『マチルド、翼を広げ』
 
「すべてが近すぎる。あなたの手も重たくて」。妻からそんな言葉を投げかけられた夫は、どのように接すればよいのだろうか—— こうして、マチルド(リュス・ロドリゲス)の父(マチュー・アマルリック)は母(ノエミ・ルヴォウスキー)と別れた。9歳のマチルドは、母と2人暮らし。父とときどきスカイプで会話する。母は情緒不安定で失踪をくり返す。ウェディングドレスを着て街をさまよい歩く、クリスマスの夜に娘を置いて見知らぬ町まで行ってしまう、突然引っ越すと言い出してよその家に入り込む、そんな母だ。それでも母に寄り添い母から愛されようと、マチルドは健気に生きる。素敵なクリスマスを演出しようと、ホロホロ鳥を料理するマチルドを見てると抱きしめたくなってしまう。
 そんなマチルドの素敵な仲間が、母から贈られた一匹のフクロウだ。フクロウは人間の言葉でマチルドと会話をする。会話できるのはマチルドだけ、母にも他の人にも話しかけることはない。マチルドとフクロウは親友となり家族となって絆を深めていく……成人したマチルド(アナイス・ドゥムースティエ)の表情が、映画で描かれない時間を一瞬で埋めてくれる。ふわっとした感触の映像に、俳優たちの存在感がくっきりと浮かび上がったとき、映画の魔法が私たちの心に七色のベールをかけてくれる。(Mika Tanaka)
 
監督:ノエミ・ルヴォウスキー
出演:リュス・ロドリゲス、ノエミ・ルヴォルスキー、マチュー・アマルリック、アナイス・ドゥムースティエ
2017年/95分
 
Demain et tous les autres jours de et avec Noémie Lvovsky avec Mathilde Zasinger, Mathieu Amalric, Anaïs Demoustier; 2017, France, 95 mn