フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

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チャボロ・シュミット、ギタリスト
投稿日 2003年8月1日
最後に更新されたのは 2016年8月16日
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チャボロ・シュミット: マヌーシュ・スイング
 
マヌーシュ・スウィング・ギターの神様、ジャンゴ・ラインハルトがこの世を去って50年後、ギタリストのチャボロ・シュミットがしっかりとこの音楽を受け継ぎ、守っています。チャボロがギタリストのマンディーノ、ソニー・ラインハルト兄弟とコントラバスのゴティエ・ローランを率いて、この夏日本を熱くしに再びやってきます。さあ、みんなでスイングしよう!
 
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© Franc-Parler
フラン・パルレ:ギターを始めたきっかけは?
チャボロ・シュミット:初めの一歩は母が教えてくれました。母はギターを弾いていましたから。父はバイオリン弾きでした。家には音楽があふれていました。私は幼いころからギターに触れていたので、ある日、母に弾き方を聞いてみたんです。それまでめちゃくちゃやっていましたので。
 
フラン・パルレ:その後、本格的なレッスンを受けたのですか?
チャボロ・シュミット:いいえ。ちゃんとしたレッスンを受けたことはありません。自分で弾きながら成長し、歳をとり、家族や他の人たちと演奏することで学びました。毎日学ぶことばかりです。レコードを聞いて、それからすぐにギターにのめりこんでいきました。
 
フラン・パルレ:どこで演奏していますか?
チャボロ・シュミット:最近はツアーが多いですね。外国でのツアースケジュールも結構入っています。もうすぐ東京でやりますよ。ツアーができるのは、『僕のスウィング』という映画のおかげでもあるんです。
 
フラン・パルレ:フランスの観客はどういう人たちですか?
チャボロ・シュミット:観客の中にどういう人がいるかというのは、全く分かりません。お客さんが来てくれて、盛り上がってくれて、私たちも熱くなる。彼らと時間を共有し、彼らとコンサートを作り上げる。双方が与え合うんです。そこに喜びがあるんです。私たちに扉を開けてくれたのは、そういうお客さんたちです。
 
フラン・パルレ:演奏は伝統的な音楽を好みますか?それとも新しいものですか?
チャボロ・シュミット:新しく作ったもの?ん—。私が作った曲もありますし、いとこのマンディーノ・ラインハルトと一緒に作ったものもあります。私たちがやっている音楽は、範としているジャンゴ・ラインハルトのおかげで出来たとも言えます。彼の音楽を聴いて育ったからです。振り返ると、私のまわりにはいつも東欧の国の音楽があり、昔の人はストラウスのワルツを聴いていました。そこにジャンゴが現れたんです。私にとって衝撃的でした。私たちは彼の使徒で、師であるジャンゴ・ラインハルトは、ギターにおいて、いつまでも私たちの父であり続けています。
 
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フラン・パルレ:映画『僕のスウィング』で演技をしていましたが、俳優をやって何を得ましたか?
チャボロ・シュミット:俳優という言葉は大げさすぎますよ。出来ることを何とかやってみただけです。監督の※トニー・ガトリフと出会ったのは、1993年で、『ラッチョ・ドローム』という私の初めての映画出演のときでした。ストラスブールに彼はやってきて、映画に出ないかと言ってくれたんです。それから10年後、彼はまた、私のところにやってきました。なぜなら「『僕のスウィング』を一緒にやらないかっていつか誘いにくるからね」と前に言っていたからです。
 
フラン・パルレ:『僕のスウィング』の中で、「若者がギターを弾かなくなるのが怖い」というあなたのセリフがありましたが、あなた自身もそう思いますか?
チャボロ・シュミット:ある意味そうだと思います。最近の若者は・・・。私の両親の世代は、若者がギターを弾くことにこだわっていましたが、決して強制はしませんでした。彼らは「ギターやバイオリンをやりなさい。弾かなきゃだめよ。出来るようになりなさい・・・」などと言ったことは一度もありません。もっと自然なもので、好きだから弾く、それだけのことです。でも若者が変わってくれるといいなあと思いますよ。マンディーノはスクールを開いていて、たくさんの子供たちにギターを教えています。
 
フラン・パルレ:友達のためにギターを弾くこともありますか?
チャボロ・シュミット:コンサートがあるとき、たくさんのミュージシャンが来て、知らない同士でもいつだってセッションをするんです。そこで、コンサートの後、ジャム・セッションをしようって言うんです。よくあることです。
 
フラン・パルレ:ギターを弾くのは男性と女性、どちらが多いですか?
チャボロ・シュミット:ちょっと難しい質問ですが、そうですねえ。多くの人が、「ギターを弾く女性はあまりいない」と言いますが、それでもやはりいますよ。たとえば音楽学校のように、バイオリンやチェロや他の楽器を弾いている女性はいますよね。ジプシーの世界も同じことです。
 
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フラン・パルレ:演奏グループを結成していますが、時々歌も歌いますか?
チャボロ・シュミット:家族でパーティーをすると、いつも歌があり、ちょっとした何かが起こります。いつだって誰かが「歌いたい!誰か一緒に歌おうよ!」と言い出して、皆がそれに続いていきます。自然の流れです。ミュージシャンですから、当たり前ですよね。
 
フラン・パルレ:どこの国の言葉で歌うのですか?
チャボロ・シュミット:音楽には言葉はありません。どこの国の人だって、「私はこの楽器を弾けない」だとか、「歌は歌えないわ」などと言うことはできません。誰だって少しは歌うことが出来るはずです。ジプシーはマヌーシュという言葉を話します。アルザスではその言葉が強く残っています。私たちの起源であり、私たちの言葉です。永遠に続けばいいなあと思いますね。
 
2003年8月
インタヴュー:エリック・プリュウ
翻訳:三枝亜希子



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