『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』 Edmond
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『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』
19世紀末にフランスで生まれた舞台劇『シラノ・ド・ベルジュラック』。パリで上演されるや否や人々を夢中にさせ、今では多くの国で上演されるようになった。その名作が生まれたのは作者エドモン・ロスタンが29歳の頃。アレクシス・ミシャリク監督は、若き天才劇作家がいかにして『シラノ・ド・ベルジュラック』を書き上げたのか、残された資料を丹念に調べ上げ、本作を完成させた。
果たしてエドモン(トマ・ソリヴェレス)は本当に天才だったのか?シラノ役を演じたコンスタン・コクラン(オリヴィエ・グルメ)はどんな役者だったのか?初演の反響は?……ドタバタ喜劇と歴史ドラマのエッセンスがほどよく調和、個性豊かな登場人物たちがベル・エポックのパリを闊歩する姿にわくわくが止まらない。脇を固める役者たちもチャーミング。エドモンの才能をいちはやく見抜くサラ・ベルナール(クレマンティーヌ・セラリエ)の奔放さ、そしてカフェのオーナー、オノレ(ジャン・ミシェル・マルシアル)の清々しさ!上演中止の危機に直面した役者たちにオノレが言う。「芸術家ども、無法者たれ」。偏見がはびこるパリで、自分が肌の色を気にせずにいられる場所が「劇場」だったと。『シラノ・ド・ベルジュラック』を「偏見を打ち破り、妥協せず理想のために死ぬ男の話」と讃え「黄金は君たちの手中にある」と役者たちを奮い立たせるオノレのような人たちがいたからこそ、パリは魅力的な街であり続けたのだろう。そしてこれからも、彼らのような人たちがパリを憧れの街であり続けさせてくれるのだと感じる。(Mika Tanaka)
監督:アレクシス・ミシャリク
出演:トマ・ソリヴェレス、オリヴィエ・グルメ、マティルド・セニエ、トム・レーブ、リュシー・ブジュナー
2018年/112分
 
Edmond d´Alexis Michalik avec Thomas Solivérès, Olivier Gourmet, Mathilde Seigner, Tom Leeb, Clémentine Célarié; 2018, France, Belgique, 112 min
 
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