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La francophonie au Japon

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『パリの恋人たち』 L’homme fidèle
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Crédits : © Why Not Productions

『パリの恋人たち』
「妊娠したの」。
 
  同棲する恋人のマリアンヌ(レティシア・カスタ)から告げられた後、アベル(ルイ・ガレル)はあっさりと別れを告げられる。お腹の子は、アベルの友人ポールの子だと言われたからだ。釈然としないアベルの気持ちを置いたまま、8年の月日が流れる。2人が再会したのは、突然死したポールの告別式だ。息子のジョセフのもとで涙をぬぐうマリアンヌを見て、アベルは未練たっぷりの自分の本心に気づくが……原題は”L’homme fidèle”(誠実な男)。いったい誰を愛しているのか、いや愛しているのは男よりも自由なのか、つかみどころのないマリアンヌ。少女の頃からアベルに恋い焦がれ、チャンスの到来を逃さないポールの妹、エヴ(リリー=ローズ・デップ)。誠実とバカ正直の微妙な境目で揺れるアベルが、まるで道化師に見えてくる。「バスター・キートンをイメージした」というルイ・ガレル(監督・主演)の言葉にうなずいてしまう。そして何より、この映画の影の主役ともいえる、ジョセフ。父と母を同時に失ってしまうかもしれない危機感を、自分の知恵で解決しようとする姿がいじらしい。パリの男女にとって恋愛ぬきの人生は考えられないと言われるけれど、パリの子供にとって、親のいない人生は考えられない。そう、世界中のどの子供たちとも同じように。(Mika Tanaka)
 
監督:ルイ・ガレル
出演:ルイ・ガレル、レティシア・カスタ、リリー=ローズ・デップ
2018年/75分/PG12
 
L’homme fidèle de Louis Garrel avec Louis Garrel, Laetitia Casta, Lily-Rose Depp; 2018, 75 mn, PG12
 
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