フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

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Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

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東京で上映されるフランス語圏映画Les films en français à Tokyo
投稿日 2018年1月31日
最後に更新されたのは 2018年6月18日
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Kadokawa Cinema Yurakucho 03-6268-0015
Bunkamura Le Cinema 03-3477-9264
 
上映中
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© 2017 BETHSABEE MUCHO-PATHE PRODUCTION-TF1 FILMS PRODUCTION-JOUROR CINEMA
『ダリダ あまい囁き』
 
「自由に踊って歌わせて♪ 踊らせて♪ 好きなように♪ 夢の果てまで♪」( “Laissez-moi danser”より)映画の中で、ダリダがよみがえる…… 軽やかなビート、のびやかな歌声。ああ、この頃は時代そのものがキラキラしてたっけ。1970年代後半、彼女の弟でありプロデューサーであったブルーノ・ジリオッティは、彼女の昔のナンバーをディスコビートにアレンジ、ダリダはダンサーたちに囲まれて華麗なショーを展開していた。かつてジュリエット・グレコやシャルル・アズナブールたちの前座をつとめ、後にエディット・ピアフから「私の次はあなたよ」と賛辞を送られたエジプト出身の歌手・ダリダ。このまま、情感豊かなバラードを歌い続ける道もあったのだろうけれど、彼女は最後の最後まで「過去の人」になろうとはしなかった。ブルーノと手を取り合い、未来へ向かって歩き続けた。
  そんなダリダの死から30年以上が経った。ブルーノは、彼女の未来を「映画」に託した。少女時代、ミス・エジプトの栄冠、歌手としてのデビュー、「バンビーノ」の大ヒット、結婚と離婚、インドへの旅……映画は、ダリダの歌声に乗せてヨランダ(ダリダの本名)の人生を語る。歌手としての人生、そして1人の女性としての2つの人生だ。「(聴衆ではなく)あなたに愛されたい」と恋人をみつめるヨランダ。「夕食をつくって子供を育てたいの」と切に願うが、芸術の神様は彼女を手放そうとはしなかった。愛する人を失う度に彼女の歌は成熟し、多くの人を魅了する。そして、「子供を産む」という道を断念したとき、ダリダの人生はディスコビートに乗って新しい時代へと動き出す。ちょうど日本がバブル経済に向かおうとしていた頃だ。「僕の使命は今でも当時と同じ。彼女の記憶をただ残し続けるだけじゃなくて、彼女を未来に連れて行くことなんだ」。ブルーノの言葉のとおり。映画の中でダリダは生きている。20世紀ではなく、21世紀を、不死鳥のように。(Mika Tanaka)
 
監督:リサ・アズエロス
出演:スヴェヴァ・アルヴィティ、リッカルド・スカマルチョ、ジャン=ポール・ルーヴ
ニコラ・デュヴォシェル、アレッサンドロ・ボルギ、ヴァンサン・ペレーズ、パトリック・ティムシット
2017年/127分
 
À l’écran
 
Dalida de Lisa Azuelos avec Sveva Alviti, Riccardo Scamarcio, Jean-Paul Rouve, Patrick Timsit, Vincent Perez; 2017, France, 127 mn
 
 

 
Theater Image Forum 03-5766-0114
 
上映中
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© CAPRICCI FILMS, ROSA FILMES, ANDERCRAUN FILMS, BOBI LUX 2016 © Romain Ynan
『ルイ14世の死』
 
 舞台のほとんどはルイ14世の病床だ。
 ろうそくが映し出す、ルーベンスの絵画のような色彩。その高貴さとは対称的な、遠回しで空虚な会話。こんなに淡々とした展開でありながら、俳優たちの重厚な演技が、観客を飽きさせずに導いていく。
「映像において、ものを考えている人の顔ほど美しいものはない。しかも俳優の頭の中にあることが単に脚本から得ただけのありふれた考えでないときは本当に美しい映像になる」。アルベルト・セラ監督のこんな美意識によって、映画は完成した。主人公のルイ14世を演じるのは、ジャン=ピエール・レオ。トリュフォー監督の映画でアントワーヌ少年を演じ続け、ヌーヴェルヴァーグの申し子と言われた伝説の俳優だ。愛犬をいつくしむまなざし、女性の話題でわずかに明るくなる表情……  彼の茶目っ気のある演技は、まるで魔法のように、いかめしいカツラとやたらに豪華なベッドを喜劇の小道具に変えていく。セラ監督がジャン=ピエール・レオに託したのは、太陽王の崇高な死ではなく、死の淵までをも干渉され続けなければならなかった1人の男の悲哀だったのではないだろうか。 (Mika Tanaka)
 
監督:アルベルト・セラ
出演:ジャン=ピエール・レオ、パトリック・ダスマサオ、マルク・スジーニ、イレーヌ・シルヴァーニ、ベルナルド・ベラン、ジャック・エンリック
2016年/フランス・ポルトガル・スペイン/115分
 
À l’écran
 
La mort de Louis XIV d’Albert Serra avec Jean-Pierre Léaud, Bernard Belin, Patrick d’Assumçao, Marc Susini, Irène Silvagni; 2016, France, Espagne, Portugal, 115 mn
 
 

 
Human Trust Cinema Yurakucho 03-6259-8608
Yebisu Garden Cinema 0570-783-715
 
6月23日(土)より
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© 2017 WY Productions, RP Productions, Mars Films, France 2 Cinema, Monolith Films. All Rights Reserved.
『告白小説、その結末』
ライターズ・ブロック・・・・・・物を書くことを生業にする人にとって、これほど恐ろしい言葉があるだろうか。書けない、筆が進まない、目の前には真っ白な紙(あるいは空白だらけのコンピューターの画面、だろうか)。人気小説家、デルフィーヌ(エマニュエル・セニエ)もまた、その状態にいる。次回作を期待される人気作家は、読者からの期待とアイデアが枯渇するスランプ状態のはざまで、苦しみに苦しみを重ねる。大ヒットとなったのは、母親との関係を綴った私小説。自分の成功のために家族を売ったのではと、デルフィーヌは自責の念をかくせない。そんな彼女を見透かすように、バッシングの手紙を郵送する読者もいれば、SNSでは、自分の名を名乗る複数のアカウント上で炎上が。そんななか、デルフィーヌは、「あなたのファン」と名乗る、頼もしい友人と出会う。彼女の名は”ELLE”、エル(エヴァ・グリーン)。同じくライターの仕事をしているという。講演の依頼、友人からのメール、インタビュー。デルフィーヌの創作の時間を奪う日々の「業務」を、エルが快く引き受け、デルフィーヌの代わりとなってさばいていく。デルフィーヌの心を自由に操り、いつしかエルは人気作家の座に居座ろうとするつもりなのだろうか?いや、エル以上にしたたかなのは、デルフィーヌではないのか?監督は、「女性同士の対立を描くのは、この映画が初めて」と語る、ロマン・ポランスキー。脚本に名を連ねるのは、「パーソナル・ショッパー」が記憶に新しい、オリヴィエ・アサイヤス。2人の女優の競演がもう、すごい!デルフィーヌの役をエヴァ・グリーンが、エルをエマニュエル・セニエが演じたら、それもまた面白そうだな、と想像するとわくわくしてくる。(Mika Tanaka)
 
監督:ロマン・ポランスキー
出演:エマニュエル・セニエ、エヴァ・グリーン、ヴァンサン・ペレーズ
2017年/フランス・ベルギー・ポーランド/100分
 
À partir du 23 juin
D’après une histoire vraie de Roman Polanski avec Emmanuelle Seigner, Eva Green, Vincent Perez, Josée Dayan; 2017, France, Belgique, Pologne, 100 mn
 
 

 
Waseda Shochiku 03-3200-8968
※二本立て(当サイトでは、フランス語圏関連作品のみ紹介)
 
6月16日(土)〜22日(金)
Du 16 au 22 juin
<早稲田松竹クラシックス vol.136 エリック・ロメール監督特集>
 
16日(土)〜22日(金)
Du 16 au 22 juin
『海辺のポーリーヌ』 Pauline à la plage
出演:アマンダ・ラングレ、アリエル・ドンパール、パスカル・グレゴリー
1983年/95分/DCP
※本作品の併映作品が週の途中で変わりますのでご注意ください。
 
16日(土)〜18日(月)
Du 16 au 18 juin
『レネットとミラベル/四つの冒険』 Quatre aventures de reinette et Mirabelle
出演:ジェシカ・フォルド、ジョエル・ミケル、マリー・リヴィエール
1986年/99分/DCP
 
19日(火)〜22日(金)
Du 19 au 22 juin
『パリのランデブー』 Les rendez-vous de Paris
出演:クララ・ベラール、アントワーヌ・バズラー、セルジュ・レンコ
1994年/98分/35mm
 
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6月23日(土)〜29日(金)
Du 23 au 29 juin
 
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© Céline Nieszawer
BPM ビート・パー・ミニット』
 
AIDS Coalition to Unleash Power”(力を解き放つためのエイズ連合)、略して “ACT UP”。「アクトアップ」には、「派手にやれ」の意味もある。血にみせかけた真っ赤な液体を製薬会社に投げつけたり、高校に突然押し掛けてコンドームの必要性を訴えたりと、ACT UPの活動は文字通り派手だ。
  映画は、ACT UPのミーティングのシーンから始まる。世間を騒がせて目立とうとか、社会に楯突こうとか、集まった彼らの思いは、そんな青臭い気持ちをぽーんと飛び越えたところにあって、いつの間にか、見ている自分もミーティングに参加しているような気持ちになる。生きていたい。生きていてほしい……性別も肌の色も年齢も関係なく、LGBTであっても薬物中毒者であっても、ACT UPのメンバーは「生きぬいて」というメッセージを送り続ける。1990年代前半、ACT UP-Parisの活動に参加していたロパン・カンピヨ監督が、当時の空気をそのまま映像に閉じ込め、フィクションとして再構築した。スマホもSNSもなかったこの時代、彼らは実際にミーティングで顔を合わせ、お互いの意見を出し合い、いいねをクリックする代わりに指をパチンと鳴らして賛同していた。抗議文はEメールではなく、FAX。ほんのりとレトロな感触が漂う。今でこそ、不治の病ではなくなったエイズだが、この当時はまだ画期的な治療法がみつけられていなかったことが思い出される。
  死が忍び寄るの待ち続ける青年。傍らで寄り添うパートナーや同士。彼らにとって、活動は命を救う行為にほかならない。だから私は、この映画を社会派映画というより青春映画と呼びたい。自由と平等のために戦った革命家たちの末裔の青春—— この映画にもフランスの魂がぎっしりとつまっている。(Mika Tanaka)
 
監督:ロバン・カンピヨ
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤード、アルノー・バロワ、アデル・エネル、アントワン・ライナルツ
2017年/143分/R15+
 
Du 23 au 29 juin
120 battements par minute de Robin Campillo avec Nahuel Pérez Biscayart, Arnaud Valois, Adèle Haenel, Antoine Reinartz; 2017, France, 143 mn
 
 
※他、1作品
 
--0—
Shimotakaido Cinema 03-3328-1008
 
6月16日(土)〜22日(金)
Du 16 au 22 juin
<華麗なるフランス映画>
フランスが世界に誇る名優たちの主演作を一挙上映。
 
16日(土)、17日(日)、20日(水)、22日(金)
『太陽がいっぱい』
監督:ルネ・クレマン
出演:アラン・ドロン、モーリス・ロネ、マリー・ラフォレ
1960年/フランス・イタリア/119分
Les 16, 17, 20 et 22 juin
Plein soleil de René Clément avec Alain Delon, Marie Laforêt, Maurice Ronet; 1960 France, Italie, 119 mn
 
16日(土)、18日(月)、19日(火)
『突然炎のごとく』
監督:フランソワ・トリュフォー
出演:ジャンヌ・モロー、オスカー・ウェルナー、アンリ・セール
1961年/107分
Les 16, 18, 19 juin
Jules et Jim de François Truffaut avec Jeanne Moreau, Oskar Werner, Henri Serre, Marie Dubois; 1961, France, 107 mn, N/B
 
16日(土)、17日(日)、19日(火)、22日(金)
『昼顔』
監督:ルイス・ブニュエル
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・ソレル、ミシェル・ピコリ
1967年/フランス・イタリア/101分/PG12
Les 16, 17, 19, 22 juin
Belle de jour de Luis Buñuel avec Catherine Deneuve, Jean Sorel, Michel Piccoli; 1967, France, Italie, 101 mn PG 12
 
17日(日)、18(月)、21日(木)
『ダンケルク』
監督:アンリ・ヴェルヌイユ
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、カトリーヌ・スパーク
1964年/フランス・イタリア/124分
Les 17, 18, 21 juin
Week-end à Zuydcoote d’Henri Verneuil avec Jean-Paul Belmondo, Jean-Pierre Marielle, Catherine Spaak; 1964, France, Italie, 124 mn
 
20日(水)、21日(木)
『太陽はひとりぼっち』
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ
出演:アラン・ドロン、モニカ・ヴィッティ、フランシスコ・ラバル
1962年/イタリア・フランス/126分
Les 20, 21 juin
L’Éclipse (titre original : L’Eclisse) de Michelangelo Antonioni avec Alain Delon, Monica Vitti; 1962, Italie, France, 126 mn
 
18日(月)、21日(木)
『エヴァの匂い』
監督:ジョセフ・ロージー
出演:ジャンヌ・モロー、スタンリー・ベイカー、ヴィルナ・リージ
1962年/フランス・イタリア/110分
 
19日(火)、20日(水)、22日(金)
『哀しみのトリスターナ』
監督:ルイス・ブニュエル
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、フェルナンド・レイ、フランコ・ネロ
1970年/フランス・イタリア・スペイン/100分
 
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6月23日(土)〜29日(金)10:00
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© 1960 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS
『危険な関係』
 
  何てスタイリッシュ!ジャズとモノクロの映像、シャネルの服と個性際立つ俳優陣。背徳的な題材がこんなにも品よく展開していくのは、映画の魔法ゆえだろうか。原作の舞台は18世紀のフランスの貴族社会。本作が発表されてからも、多くの映画人に愛され、さまざまな国で映画化されてきた。それだけ人を魅惑するテーマなのだろう。といっても、この題材を扱うにあたっては、監督の品性や力量が試される。この映画を見ていると、ロジェ・ヴァディム監督がどれだけ映画の神様に愛されていたか、よくわかる。残酷なストーリー展開なのに、ジェラール・フィリップの茶目っ気とジャンヌ・モローの奔放さが華麗に交わしていく。観客に媚びないモンクやアート・ブレイキー達のジャズの音も素敵。ジェラール・フィリップの遺作として見るのも、昨年(2017年)他界したジャンヌ・モローへの追悼の思いで見るのもおすすめだけれど、今上映中の『ハッピーエンド』(Happy End) に出演しているジャン=ルイ・トランティニャンの若かりし頃の姿に出会えるのも、フランス映画ファンにとって貴重な体験ではないかと思う。(Mika Tanaka)
 
原作:コデルロス・ド・ラクロ
監督:ロジェ・ヴァディム
音楽:セロニアス・モンク アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ
出演: ジェラール・フィリップ ジャンヌ・モロー アネット・ヴァディム ジャン=ルイ・トランティニャン
1959年→2018年/フランス/ 102分/R15+
配給:セテラ・インターナショナル
 
Du 23 au 29 juin
Les Liaisons Dangereuses 1960 de Roger Vadim avec Gérard Philipe, Jeanne Moreau, Annette Vadim, Jean-Louis Trintignant, 1959, 2018, France, N/B, 102 mn, R+15
 

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