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2004年3月 フランスに根付いたアラブ音楽「ライ」

日曜日 2004年3月7日

ライraï という、アルジェリア西部オラン地方で生まれた音楽があります。20世紀前半の両大戦間、都市に定住しはじめた遊牧の民ベドウィンの歌謡が、この地を通過したさまざまな音楽文化と混交して成立したものですが、今日のライはアラブ音楽といっても民俗音楽や伝統音楽のイメージからはかけ離れていて、アルジェリア独特の香りを保ちながらも驚くべきモダンな、多彩な音を聞かせてくれます。その人気はヨーロッパ、イスラム・アラブ圏、アフリカ、南米と全世界に拡がっていますが、とくに自他ともに認めるワールドミュージックの中心地であるフランスにおいては、社会内における北アフリカ・アラブ系住民の重要性もあって諸ジャンルの中でもひときわ目立つ地位を占めています。 ライのもうひとつの特徴はその歌詞の過激さです。元々たんなるかけ声から取られたという raï という名称が次第にアラブ語で「意見」を意味する単語に由来するものと感じられるようになったのは、それがイスラム道徳のタテマエをかなぐり捨て人間としての本音、苦しみ、悲しみ、愛欲をナマの言葉で歌うからです。その表現の猥雑さのため長い間卑俗なジャンル、不道徳なジャンルとして

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