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ナタリー・エニック氏講演会「現代芸術の社会学」

火曜日 2004年7月6日

 現代芸術はある種の方法によって社会学を実践しています。なぜなら、それが、作品が受け入れられるか否かの境界線に対して常に働きかけているからです。現代芸術に対する拒否反応、及びそこでの議論を調べることにより、現代芸術の根本原理を社会学的に理解することが可能となるでしょう。 現代芸術によって引き起こされた論争を分析すると、そこで問われているのは、作品の美しさではなく、作品の性質をめぐる存在論的な問い、更には、作品の価値に関する倫理的な問いなのです。現代芸術は本質的に、既存の芸術と断絶しようというあらゆる形の試みに基づいています。この違反としての断絶は、現代芸術の基本的な要素である表現の主観性や信憑性に抵触する場合、重要なものとなります。そして、現代芸術の受容の困難さは、それが芸術の価値を変えようとしている時に極まります。芸術の価値は、もはやそこで何が示されているかということではなく、それが芸術家と、作品を見る者との間で生じた媒介物全体のうちにあるといえます。 (...)

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