月曜日 2004年9月6日
ギィ・フォワシィ・シアター(日本)の招聘により、アヴィニョンから劇団ラ・タラスクが来日し、ギィ・フォワシィ作『シカゴ・ブルース』を上演した。(2004年5月26〜30日、於シアターΧ。)双方の劇団がそれぞれの言語を用いて演じる舞台を、ふたつ抱き合わせで見られる公演であった。ラ・タラスクの芸術監督、クロディ・ルモニエが感想を語ってくれた。
フラン・パルレ:あなたの劇団ラ・タラスクを紹介してください。 クロディ・ルモニエ:劇団ラ・タラスクは1985年に結成されました。その当初は演劇学校だったのです。学校は今も続けていますが、結成とほぼ同じ年にプロの俳優が出演する公演も行うようになり、必要に応じて生徒がだんだんそれに加わるようになりました。アヴィニョンの常設劇団のひとつです。アヴィニョンには常設劇団が12ほどありますが、私たちの劇団は劇場を持っていて、いつもそこで活動をしています。そこが公演会場でもあれば、また稽古場です。エタンセル劇場というところです。
FP:どういう演劇に関心をお持ちですか? レパートリーはどのように構成するのですか? (...)