フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

Rédaction du journal:
Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

La francophonie au Japon
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東京で上映されるフランス語圏映画 2017年6月発信
投稿日 2017年5月31日
最後に更新されたのは 2017年6月22日
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Shinjuku Piccadilly 03-5367-1144
Ciné Switch Ginza 03-3561-0707
Bunkamura Le Cinéma 03-3477-9264
 
6月3日(土)より
 
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© 2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM
『ザ•ダンサー』La danseuse
 
時は19世紀。奔放な父親と2人で田舎暮らしをしていたマリー=ルイーズ(ソーコ)は、父の死をきっかけに、ニューヨークの母の元へ身を寄せる。女優に憧れ、写真のモデルや芝居の脇役を健気に演じる彼女に、あるとき幸運の女神が微笑む。観客席から喝采を浴びたマリー=ルイーズは、ロイ・フラーという芸名をたずさえ、新しい芸術に挑み始める。振り付け、衣装、照明—— ロイのビジョンは「女優」という枠をどんどん超え、その活躍の場はニューヨークからパリへと移っていく。モデルとなった人物は、ベル・エポックのパリに熱狂を巻き起こし、マネの絵『フォリー・ベルジェール』でも知られる、モダン・ダンスの先駆者、ロイ・フラー。照明の色や角度にこだわり、シルクの衣装が暗闇の咲く花のように美しく見えるよう、自らに過酷な動きを課した彼女の舞台裏を、写真家出身のステファニー・ディ・ジュースト監督は、克明に描いた。華麗な舞台の最中に聞こえるロイの激しい息づかい、あざだらけの肩、過剰なほどの劣等感……映画の後半から登場するイサドラ・ダンカン(リリー=ローズ・デップ)との対比は痛ましいほど。そんな「自信のない成功者」だからこそ、彼女を支えるガブリエル(メラニー・ティエリー)や、マルシャン(フランソワ・ダミアン)らの存在感が大きく感じられる。ロイを愛し、傷ついていくルイ・ドルセー伯爵(ギャスパー・ウリエル)の繊細な心の動きが、なんとも切ない。(Mika Tanaka)
 
監督:ステファニー•ディ•ジュースト
出演:ソーコ、リリー=ローズ•メロディ•ディップ、ギャスパー•ウリエル、メラニー•ティエリー
2016年/フランス•ベルギー•チェコ/フランス語•英語/108分/PG12
 
 

 
Yebisu Garden Cinéma 0570-783-715
Cinémart Shinjuku 03-5369-2831
 
6月17日(土)より
 
<span class="caps">JPEG</span> - 96.9 kb
© 2013 - ACAJOU FILMS - PATHE PRODUCTION - ORANGE STUDIO - TF1 FILMS PRODUCTION - CANEO FILMS - SCOPE PICTURES - CD FILMS JAPPELOUP INC.
『世界にひとつの金メダル』 Jappeloup
 
1984年のロサンゼルスオリンピック。1988年のソウルオリンピック。映画は、この2つのオリンピックに挑戦した馬術選手・ピエール・デュランという実在の人物をモデルにつくられた。弁護士としてのキャリアを捨て、ピエール(ギョーム・カネ)は、一度はあきらめた馬術への道を再スタートする。彼がパートナーに選んだのは、ジャップルーという気性が激しい馬。欠点だらけのジャップルーは誰からも期待されず、ジャップルー自身も人間嫌いだ。そんな若馬に秘められた類い稀な才能を見抜き、ピエールはジャップルーとともにオリンピックを目指す。映画の魅力は、オリンピック選手を支える周囲の人たちとの交流が丁寧に描かれているところ。父セルジュ(ダニエル・オートゥイユ)、かつての馬術仲間であり妻となったナディア(マリナ・ハンズ)、馬への愛情に溢れる若き厩務員のラファエル(ルー・ドゥ・ラージュ)……こんな周囲の人々の忍耐と努力の積み重ねがあったからこそ、ピエールの金メダルを手にすることができたのだろう。男女の差に左右されない競技であり、動物が挑戦できる唯一の競技でもある、馬術。2020年の東京オリンピックまであと3年。馬術選手や馬たちは、どんなドラマを届けてくれるだろう。 (Mika Tanaka)
 
監督:クリスチャン•デュゲイ
出演:ギョーム•カネ、マリナ•ハンズ、ダニエル•オートゥイユ、ドナルド•サザーランド
2013年/フランス•カナダ/130分
 
 

 
Human Trust Cinéma Yurakucho 03-6259-8608
 
6月17日(土)より
『おとなの恋の測り方』Un homme à la hauteur
監督:ローラン•ティラール
出演:ジャン•デュジャルダン、ヴィルジニー•エフィラ
2016年/99分
 
http:ctonakoi.jp
 

 
Theater Image Forum 03-5766-0114
 
上映中
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© 2015 Gaumont / Albertine Productions / Cinéfrance 1888 / France 2 Cinéma
『アムール,愛の法廷』L’hermine
 
舞台はフランス北部の町、サントメール。裁判長のミシェル・ラシーヌ(ファブリス・ルキーニ)は、自分にも他人にも厳しく、10年以上の判決が多かったことから、「10年判事」と揶揄されている。風邪で体調を崩しながらも、いつものように法廷に立つミシェル。そこには、幼い娘を蹴って死亡させた罪に問われる男が被告人として立っていた。体調のせいか、周囲にもわかるほどの苛立ちを見せていたミシェルだが、ある陪審員の名前が呼ばれたとき、表情が一変する。ディット・ロ ランサン=コトレ(シセ・バベット・クヌッセン)・・・・・・6年前、ミシェルが交通事故に遭ったときに病院で手当を受けた麻酔医で、それ以来、ミシェルがずっと思いを寄せている女性だったからだ。法廷での審理、休憩中の陪審員たち、ミシェルとディットの会話、彼らの日常生活。そんな何気ないシーンが、静かに降る雪のように、しんしんと積もっていく。そして、真実が見えず、陪審員たちが評決に戸惑っているとき、陪審員室を訪れたミシェルは、さりげなくこんな助言をする。「正義の目的は、真実の追及ではない」—— 陪審員として、どんな責任を負い、どんな決断を下すべきなのか。彼らの良心をめざめさせるミシェルの言葉は、ゆっくりと穏やかだけれど、そこにはフランスという国の本質が凝縮されている。自由と平等の精神は、こんな風に人々の心の片隅で熟成し続けるのだろうか。
堅物裁判長の心をつかんだディットは、天使のような優しさで法廷を包み込んでいく。『十二人の怒れる男』のような社会派の法廷劇と、熟年の男女のラブストーリー。この2つの調和を感じたときは、まるでかぐわしいワインを口に含んだときのようで、ほろ酔いの心地よい余韻がある。
「良心と信念に従って公正な票を投じてください。偏見のない誠実な視点と柔軟な考え方を持つことが大切です・・・・・・」。法廷で、ミシェルが陪審員に静かに語りかける。それをじっとみつめるディット。ファブリス・ルキーニは、この映画で第75回ヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、デンマーク出身のシセ・バベット・クヌッセンは、第41回セザール賞の助演女優賞に輝いた。
ときおり映し出させる法廷画家の絵もまた、印象的。「フランス映画を好きになってよかった」、そんな気分にさせてくれる1本。 (Mika Tanaka)
 
監督:クリスチャン・ヴァンサン
出演:ファブリス・ルキーニ、シセ・バベット・クヌッセン、ディット・ロランサン=コト、コリンヌ・マシエロ、ミカエル・アビブル、ジェニファー・デッカー、ほか
2015年/98分
 
 

 
Kadokawa Cinéma Shinjuku 03-5361-7878
 
6月3日(土)より
<span class="caps">JPEG</span> - 69.2 kb
© LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILMFRANCE 2 CINÉMA - VOO et Be tv - RTBF (Télévision belge)
『午後8時の訪問者』La fille inconnue
 
診療時間外にベルが鳴る。医師・ジェニー(アデル・エネル)は、時間外診療だからと、そのベルに対応しなかった。そのとき1度だけベルを鳴らした少女が、次の日遺体となって発見される。自分がドアを開けていたら、少女は助かったかもしれない。そんな罪の意識から、ジェニーは身元不明の少女が誰かを調べ始める・・・・・・音楽はなく、映画は事実だけを静かに展開させていく。サスペンス的要素もあるけれど、ヒューマンドラマと呼ぶのがよりふさわしいかもしれない。研修医ジュリアン(オリヴィエ・ボノー)が、ジェニーの前で医師を志した理由を語るシーン、妹を失った姉に「抱きしめてもいい?」と尋ねるシーンに胸があつくなる。ジェニーは、診察のときも白衣を着ない。そのためか、どこか謙虚に見える。かけがえのない命を救うことができなかった後悔、患者の身体の訴えから心の叫びを読み取ろうとするジェニーの姿勢が、「医者とは何か」という問いに対する答えを私たちに教えてくれる気がする。(Mika Tanaka)
 
監督:ジャン=ピエール&リュック•ダルデンヌ
出演:アデル•エネル、オリヴィエ•ポノー、ジェレミー•レニエ、ルカ•ミネラ
2016年/ベルギー•フランス/106分
 
 

 
Kadokawa Cinéma Yurakucho 03-6268-0015
 
6月3日(土)〜23日(金)
エリック・ロメール監督特集上映 [デジタル・リマスター版]
<ロメールと女たち 四季篇>
 
『春のソナタ』《四季の物語》第1弾 Conte de printemps
出演:アンヌ・デセードル、ユーグ・ケステル、フロランス•ダレル
1989年/107分
 
『夏物語』《四季の物語》第3弾 Conte d’été
出演:メルヴィル・プポー、アマンダ・ラングレ
1996年/114分
 
『恋の秋』《四季の物語》第4弾 Conte d’automne
出演:マリー・リヴィエール、べアトリス・ロマン
1997年/112分
 
『冬物語』《四季の物語》第2弾 Conte d’hiver
出演:シャルロット・ヴェリ、フレデリック・ヴァン•デン•ドリーシュ
1991年/114分
 
『獅子座』 Le signe du lion
出演:ジェス・ハーン、ヴァン・ドード
1959年/100分/白黒
 
『コレクションする女』《六つの教訓物語》第4弾 La collectionneuse
出演:パトリック・ポーショー、アイデ・ポリトフ
1966年/86分
 
『聖杯伝説』 Perceval le Gallois
出演:ファブリス・ルキーニ、アンドレ・デュソリエ
1978年/135分
 
『海辺のポーリーヌ』《喜劇と格言劇》第3弾 Pauline à la plage
出演:アマンダ・ラングレ、アリエル・ドンバール
1983年/91分
 
『モード家の一夜』《六つの教訓物語》第3弾 Ma nuit chez Maud
出演:ジャン=ルイ•トランティニャン、フランソワーズ•ファビアン
1968年/110分/白黒
 
『クレールの膝』《六つの教訓物語》第5弾 Le genou de Claire
出演:ジャン=クロード•ブリアリ、ベアトリス•ロマン
1970年/106分
 
『満月の夜」《喜劇と格言劇》第4弾 Les nuits de la pleine lune
出演:パスカル・オジェ、チェッキー・カリョ
1984年/101分
 
『緑の光線」《喜劇と格言劇》第5弾 Le rayon vert
出演:マリー・リヴィエール、リサ・エレディア
1985年/94分
 
『愛の昼下がり』《六つの教訓物語》第6弾 L’amour l’après-midi
出演:ベルナール•ヴェルレー、ズーズー
1972年/98分
 
『O侯爵夫人』 Die marquise von O...
出演:エディット•クレヴァー、ブルーノ•ガンツ
1975年/103分
 
『レネットとミラベル/四つの冒険』 Quatre aventures de Reinette et Mirabelle
出演:ジェシカ・フォルド、ジョエル・ミケル
1986年/99分
 
『友だちの恋人』《喜劇と格言劇》第6弾 L’ami de mon amie
出演:エマニュエル・ショーレ、ソフィー・ルノワール
1987年/103分
 
『モンソーのパン屋の女の子』《六つの教訓物語》第1弾 La boulangère de Monceau
出演:バルベ•シュレデール、ミシェール•ジラルドン
1963年/28分/白黒
※『シュザンヌの生き方』と併映
 
『シュザンヌの生き方』《六つの教訓物語》第2弾 La carrière de Suzanne
出演:カトリーヌ•セー、フィリップ•ブーゼン
1963年/52分/白黒
 

 
Waseda Shochiku 03-3200-8968
 
6月3日(土)〜9日(金)
<早稲田松竹クラシックス vol.125 ジャン=リュック•ゴダール監督特集>
 
『女は女である』 Une femme est une femme
出演:アンナ•カリーナ、ジャン=クロード•ブリアリ、ジャン=ポール•ベルモンド
1961年/フランス•イタリア/84分
 
『はなればなれに』 Bande à part
出演:アンナ•カリーナ、クロード•ブラッスール、サミ•フレ
1964年/96分/DCP/モノクロ
 

 
Shimotakaido Cinéma 03-3328-1008
 
6月3日(土)〜9日(金)16:40
<span class="caps">JPEG</span> - 68.5 kb
©MOVEMOVIE - FRANCE 2 CINÉMA - MELY PRODUCTIONS
『Tomorrow パーマネントライフを探して』Demain
“Je vais bien, ne t’en fais pas”(邦題『心配しないで』)または『マイ・ファミリー 遠い絆』で、成長していく少女を体当たりで演じたメラニー・ロラン。あれから10年ほどの歳月が流れた。彼女は、新人のフランス女優から、ハリウッドへと羽ばたき、今では映画監督も手がけるほどになった。そんな彼女が、このドキュメンタリー映画で、「子を持つ母」として、未来を案じ、今、自分たちにできることが何かを模索する。
「私たちが今のライフスタイルを続ければ、人類は絶滅する恐れがある。それも決して遠くない未来に」
2012年、21人の科学者たちが『ネイチャー』に発表したこの警告が、映画製作のきっかけとなる。自分たちの未来を守るために、何ができるのかー メラニー・ロランは何者を演じることなく、等身大の姿で国内外を旅し、さまざまな社会活動を行う人々と出会う。
自給自足を始めたデトロイト(米国)、トッドモーデン(英国)。自然と共存する農法が決して非効率ではない、むしろ効率的であることを証明したル・ベック・エルアンの農場(フランス)。島内の再生可能エネルギーが35%というレユニオン島。ゴミ・ゼロの都市として知られるサンフランシスコ(米国)。「教師は絶対ではない」と自戒し、理想的な教育を追求するフィンランド・・・この映画には、人の良心を信じ、地球を愛し、自分たちの力で未来を創っていこうとする人たちが出演する。インタヴューを受ける活動家たちは、決して、活動していない人を責めることはない。誰でも、何かができることを教えてくれる。優しく、明るい目で。
インドのヴァンダナ・シヴァ女史のまなざしが忘れられない。
彼女はこう問いかける。「逆らう」ことがよい未来をつくるの?と。私たちはすべきことは2つ。地球からの贈り物(自然や資源)を大切にすること。そして、個人を尊重することだ。私たちひとりひとりは、個人として独立している。完全に自由なのだという言葉に、心が救われる。 (Mika Tanaka)
 
監督:シリル・ディオン、メラニー•ロラン
出演:シリル・ディオン、メラニー•ロラン、ロブ・ホプキンス、ヴァンダナ•シヴァ、ヤン•ゲール
2015年/英語•仏語/120分
 
 




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