フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

Rédaction du journal:
Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

La francophonie au Japon
Franc-Parlerフランス語圏情報ウェブマガジン フラン・パルレ
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1-31-8-428 Takadanobaba, Shinjuku-ku, 169-0075 Tokyo

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東京で上映されるフランス語圏映画 2016年11月発信
投稿日 2016年11月4日
最後に更新されたのは 2016年12月25日
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Shibuya Uplink 03-6821-6821
Shinjuku Cinéma Qualité 03-3352-5645
(モーニング&レイト)http://qualite.musashino-k.jp
11月26日(土)より
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© LES FILMS DU WORSONOODLES PRODUCTIONVOLCANO FILMSEVO FILMS A.I.E.SCOPE PICTURESLEFT FIELD VENTURES / DEPOT LEGAL 2015
『エヴォリューション』Évolution
とある小さな島。
ここに住んでいるのは少年と女性だけ。
映画は、10歳のニコラ(マックス・ブラバン)が海に潜り、「何か」をみつけるシーンから始まる。奇妙な映像、奇妙な展開。でも、当初想像していたようなグロテスクさとはかなり違う。そして、はっと気づく。その光景は、私たちがこどもの頃に既に体験していたかもしれないものだった、と。ルシール・アザリヴィック監督の長編デビュー作『エコール』に心奪われた人なら、きっとわかるはずの美しさ。幼児でもなく、大人でもない。思春期の少年少女たちの、不安と好奇心のはざまで揺れ動く感性が、かつての少年少女だった私たち大人の心に飛び込んでくる。
「大人に従わなければならないけど、強い感情を持っている。そんな子どもたちの感情を表現したかった」と語ったアザリロヴィック監督。
フランス語と日本語。そんな言語の違いは決して壁にはならないことを、彼女の繊細な映像が教えてくれる。 (Mika Tanaka)
 
監督:ルシール・アザリロヴィック
出演:マックス•ブラバン、ロクサーヌ•デュラン、ジュリー=マリー•パルマンティエ
2015年/フランス•スペイン•ベルギー/81分
 
※新宿シネマカリテにて、ルシール•アザリロヴィック監督未公開短編『ネクター』をレイトの回のみ併映。
『ネクター』Nectar
監督:ルシール・アザリロヴィック
出演:オルガ・リャザーノワ、ブリジット・ロシエロ、カンタン・ブリュシュー
2014年/18分
 
 

 
Bunkamura Le Cinéma 03-3477-9264
11月19日(土)より
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© ALTER FILMS - TF1 FILM PRODUCTIONSSND
『ブルゴーニュで会いましょう』Premiers crus
舞台はブルゴーニュ地方。
頑固一徹、昔気質のワイン醸造家のフランソワ・マレシャル(ジェラール・ランバン)。父に複雑な感情を抱きながらも、父の後を継いでワイン造りに励むが、代々続いたワイナリーは経営不振、買収寸前の危機に立たされている。息子は、自分とは違う道を歩んでパリに暮らし、娘は結婚、ワイナリーは娘婿が継いでいるが、とても手が足りない。妻とは数年前に別れ、孤独な日々を送っていた。そこへ、ワイン評論家として成功した息子のシャルリ(ジェリル・レスペ—ル)が帰ってくる。失われそうなワイナリーを再建するというのだ。ブドウの生産も、ワインの醸造も、シャルリに経験はほとんどない。唯一の支えが、祖父(フランソワの父)が指南してくれたわずかな言葉だ。ワイン造りに失敗すれば、評論家としての自分のキャリアも、思い出がつまった自分たちの畑や家を手放さなければならないという窮地で、シャルリは、バラバラになりかけている家族の絆と、忘れ去られつつある伝統を取り戻そうとする。ある日、ブドウ畑でシャルリがこんなひとことをもらす。「ガンジーの言葉を知ってる?……最初は無視され、次に笑われ、最期には真似されるんだ」
ワインを造る人々は、畑が求めるものを懸命に与え続け、それでも、ときとして天候に努力を奪われる。それでも、裏切られたとは思わず、大地と天の恵みを信じ続ける。ワイン醸造家だけでなく、土に作物を植える人たちなら誰もが知っている神聖な営みを、この映画は私たちに教えてくれる。黄金色のブルゴーニュを、聖地のように描いたジェローム・ル・メール監督。これが、ブルゴーニュでなく、ボルドーだったら、きっとまったく違う物語が生まれたのだろうと思う。ワインに興味がない人にも、ぜひ見てほしい1本 (Mika Tanaka)
 
監督:ジェローム•ル•メール
脚本:レミ・ブザンソン、バネッサ・ポルタル
出演:ジェラール•ランヴァン、ジャリル•レスペール、アリス・タグリオーニ、ローラ・スメット、ラニック・ゴートリー
2015年/フランス/97分
 

 
Ciné Switch Ginza 03-3561-0707
上映中
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© 2015 FIDÉLITÉ FILMS - WILD BUNCH - FRANCE 2 CINÉMA - FANTAISIE FILMS
『92歳のパリジェンヌ』La dernière leçon
老いを感じ、自分で自分の死を選ぶこと。
それは自分自身への誇りか、それとも命への冒涜か。
「2カ月後の10月17日に私は逝きます」92歳の誕生日に集まった家族たちに、突然、宣言をするマドレーヌ(マルト・ヴィラロンガ)は、この難題に真っ正面から向き合って、決断を下す。当初は、驚きと戸惑いを隠せない息子のピエール(アントワーヌ・デュレリ)と、娘のディアーヌ(サンドリーヌ・ボネール)だったが、2人の受け入れ方は、徐々に違う方向へ向かっていく。
助産師として、社会活動家として胸を張って生きてきたマドレーヌ。こどもや孫にも恵まれ、穏やかで幸せな老後を過ごせるはずの彼女が、なぜこの決断に至ったのか? 生とは何か?死とは何か? 家族とは? 親子とは? 深刻な問いかけが、女性映画監督、パスカル・プザドゥーの手によって軽やかに描かれる。「病院のベッドで死ぬなんてごめんだわ」と、きっぱり言い切るマドレーヌは、間違いなくパリジェンヌ! 
プザドゥー監督はこう語る。「マドレーヌとディアーヌは食べて、飲んで、笑いあう。映画が死に近づけば近づくほど、光の方へ向かうようにしたかった」と。
この映画で、少しでも多くの人が、あたたかい光に包まれますよう。(Mika Tanaka)
 
監督:パスカル•プザドゥー
出演:サンドリーヌ•ボネール、マルト•ヴィラロンガ、アントワーヌ•デュレリ、ジル•コーエン
2015年/106分
 
 

 
Human Trust Cinéma Yurakucho 03-6259-8608
Shinjuku Cinéma Qualité 03-3352-5645
 
<span class="caps">JPEG</span> - 61.5 kb
© FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONSLFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinéma
ヒューマントラストシネマ有楽町、11月25日(金)まで
新宿シネマカリテ、11月18日(金)まで
『ダゲレオタイプの女』 La femme de la plaque argentique
「ダゲレオタイプ」。それは、フランスで生まれた世界最古の写真撮影法。ネガではなく、直接銀板に焼き付けるため、写真は世界に1点しか存在しない。撮影そのものに時間がかかるため、モデルは、長時間、身体を拘束される。写真家の父・ステファン(オリヴィエ・グルメ)のもとで被写体となる娘・マリー(コンスタンス・ルソー)は、1,2時間にも渡り、同じ姿勢を強いられた。撮影が終わると顔は青ざめ、倒れ込むほどの状態だ。しかし、娘の犠牲の上に成り立つダゲレオタイプの写真は、芸術と呼ぶに値する輝きを放っていた。
あるとき、ステファンの新しい弟子として、一人の青年が古びた屋敷にやってくる。ジャン(タハール・ラヒム)だ。未熟で誠実な青年は、ステファンの神業に魅了され、また、献身と自立のはざまで揺れる娘・マリーに魅了される。やがて、ジャンの人生の歯車が、少しずつ狂い始める・・・・・・監督は、『岸辺の旅』で、第65回カンヌ国際映画祭(2015年)の「ある視点部門監督賞」に輝いた、黒沢清。本作が、初の海外進出作品となる。愛とは?芸術とは?永遠とは?芥川龍之介の『地獄変』が、まるで21世紀のフランスでよみがえったかのような世界。想像と現実の境がわからなくなるような、全編を通してミステリアスな空気が漂う中、マチュー・アマルリック演じるヴァンサンが登場するシーンと、モデルとなる老婦人が出演するシーンだけは、明るいトーンに変わり、ほっとした気分になれる。(Mika Tanaka)
監督:黒沢清
出演:タハール•ラヒム、コンスタンス•ルソー、オリヴィエ•グルメ、マチュー•アマルリック、マリック・ジディ
2016年/フランス•ベルギー•日本/131分/PG12
 
 

 
K’s Cinéma 03-3352-2471
11月4日(金)まで
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©1966 Casbah Films, Inc. All rights reserved.
『アルジェの戦い』デジタルリマスター/オリジナル言語版 La Bataille d’Alger
フランス語に興味を持ち、フランス語圏の人たちとコミュニケーションを取りたいと思った人に、必ず知っていてほしいことがいくつかある。その1つを鮮明に語ってくれるのが、この『アルジェの戦い』だ。1954年から1962年、フランスの支配下に置かれていたアルジェリアは、多くの命の犠牲をもとに独立を勝ち取った。そのときいったい何が起きていたのか?この映画はそのときの状況を淡々と描く。監督は、ジッロ・ポンテコルヴォ。ユダヤ人として生まれ、第二次世界大戦中はレジスタンス運動のリーダーとして活躍したポンテフォルヴォ。ジャーナリストであった彼は、ロベルト・ロッセリーニ監督の『戦火のかなた』を見たことがきっかけで、映画製作へと乗り出す。記録映像は一切使わず、目撃者や当事者らの証言、残された記録などをもとに、彼はドキュメンタリーをつくるかのように、『アルジェの戦い』をつくりあげた。映画に感銘を受けたのは、ヨーロッパの観客だけではない。日本でも多くの観客の心を動かし、1967年の『キネマ旬報』の外国映画年間ベスト・テンで第1位に選ばれる。ジャン=リュック・ゴダール監督の『気狂いピエロ』や、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『欲望』など、多くの名作が並ぶ中での栄冠だった。(Mika Tanaka)
 
監督:ジッロ•ポンテコルヴォ
出演:ジャン•マルタン、ヤセフ•サーディ、ブラヒム•ハギャグ、トマソ・ネリ、ファウジア・エル・カデル
1966年/原語 La Battaglia di Algeri/イタリア•アルジェリア/モノクロ/121分/フランス語•アラビア語
 
 

 
Waseda Shochiku 03-3200-8968
11月19日(土) オールナイト上映
ミッドナイト•イン•早稲田松竹 vol.9
<没後20年:マルグリット•デュラス、夜を越えて>
 
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『マルグリット•デュラスのアガタ』Agatha et les lectures illimitées
監督•原作•脚本:マルグリット•デュラス
出演:ビュル•オジェ、ヤン•アンドレア
1981年/86分/35mm
 

 
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『インディア•ソング』India song
監督•原作•脚本:マルグリット•デュラス
出演:デルフィーヌ•セイリグ、マイケル•ロンズデール、マチュー•カリエール、クロード•マン
1974年/120分/35mm
 

 
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© 1959 ARGOS FILMS
『二十四時間の情事(ヒロシマ•モナムール)』Hiroshima mon amour
監督:アラン•レネ
原作•脚本•台詞:マルグリット•デュラス
出演:エマニュエル•リヴァ、岡田英次
1959年/フランス•日本/91分/35mm
 

 
National Film Center 03-5777-8600
11月10日(木)〜23日(水•祝)
NFC所蔵外国映画選集2016>
 
11月11日(金)19:00、23日(水•祝)13:00
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『最後の戦闘機』L’équipage
監督:アナトール•リトヴァク
出演:アナベラ、シャルル•ヴァネル、ジャン•ミュラ、ジャン=ピエール•オーモン
1935年/103分/白黒/35mm
 

 
11月12日(土)13:00、17日(木)19:00
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『夜の空を行く』Anne-Marie
監督:レイモン•ベルナール
出演:アナベラ、ピエール=リシャール•ウィルム、ジャン•ミュラ、ポール•アザイス、ピエール•ラブリ
1936年/100分/白黒/35mm
 

 
11月12日(土)16:00、18日(金)15:00
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『地中海』L’agonie du sous-marin
監督:ジャック•ド•バロンセリ
出演:アリ•ボール、マルセル•シャンタル、イヴァン•モジューヒン、ジョルジュ•リゴー、リゼット•ランヴァン、ジャン•マックス
1936年/87分/白黒/35mm
 

 
Shimotakaido Cinéma 03-3328-1008
 
11月12日(土)〜18日(金) 11:50
『ティエリー•トグルドーの憂鬱』La loi du marché
監督:ステファヌ•ブリゼ
出演:ヴァンサン•ランドン、カリーヌ•デ•ミルベック
2015年/93分
 
11月26日(土)〜12月2日(金) 11:50
奇跡の教室〜受け継ぐ者たちへ〜
奇跡の教室〜受け継ぐ者たちへ〜
© )2014 LOMA NASHA FILMS - VENDREDI FILM - TF1 DROITS AUDIOVISUELS - UGC IMAGES -FRANCE 2 CINÉMA - ORANGE STUDIO
『奇跡の教室〜受け継ぐ者たちへ〜』 Les Héritiers
パリ郊外にある、レオン・ブルム高校。
ここには、出身・宗教などが違う、さまざまな生徒たちが集まっている。
この学校で、「落ちこぼれ」と呼ばれている、荒れたクラスに担任としてやってきたのが、厳格な歴史教師・アンヌ・ゲゲン先生(アリアンヌ・アスカリッド)だ。情熱的なアンヌ先生は、クラスの生徒たちに「全国歴史コンクール」への参加をすすめるが、ほとんどの生徒が興味を示さない。アンヌ先生が提示した「ナチス」というテーマは、多くの生徒にとって難しく、身近ではない世界の話だったのだ。ある日、アンヌ先生は、アウシュヴィッツ強制収容所の生存者であるレオン・ジゲル氏を授業に招く。生き証人の言葉を受け止めた生徒たちは、ナチスの問題を自分たちの歴史の一部として考え、コンクールに真剣に取り組み始める。
レオン・ブルム高校は実在の学校。フランス映画祭2016で来日したマリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督は、トークショーでこう語る。
「今では、(安全のため)扉や門を閉める学校が多い中、レオン・ブルム高校は40近くもの扉、すべてを開放しています」と。時代を逆行するかのように聞こえる、この寛大さに、フランスの誇りと勇気を感じる。
この映画の誕生は、本作にも出演しているアハメッド・ドゥラメ(当時18歳)が監督に送ったメールから始まる。アハメッド自身が、このクラスの卒業生で、自分自身の体験を監督に語ったことがきっかけだった。そして、映画の中盤で登場する、レオン・ジゲル氏は実名、収容所の体験談も脚色を加えない事実だ。プロの俳優と未経験者が入り交じった教室で、ジゲル氏の「真実」が、彼らの演技に与えた影響はどれだけ大きかったことだろう。
アンヌ先生を演じたアリアンヌ・アスカリッドにも拍手を。
「あなたたちを信じているのは、私だけ?」
この台詞が忘れられない。(Mika Tanaka)
 
監督:マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール
出演:アリアンヌ・アスカリッド、アハメッド・ドゥラメ、ノエミ・メルラ、ジュヌヴィエーヴ・ムニシュ
2014年/105分
 
 

 
Yebisu Garden Cinéma 0570-783-715
上映中
『男と女』製作50周年記念 デジタル•リマスター版Un homme et une femme
監督:クロード•ルルーシュ
音楽:フランシス•レイ
出演:アヌーク•エーメ、ジャン=ルイ•トランティニャン、ピエール•バルー
1966年/104分
 
 




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