フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

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Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

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東京で上映されるフランス語圏映画 2016年7月発信
投稿日 2016年7月13日
最後に更新されたのは 2016年8月29日
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Human Trust Cinéma Shibuya 03-5468-5551
 
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© 2015 LES FILMS DU KIOSQUE FRANCE 2 CINÉMA TF1 DROITS AUDIOVISUELS UGC IMAGES
À partir du 23 juillet
7月23日(土)より
 
『ミモザの島に消えた母』
ノワールムーティエ島(Île de Noirmoutier)。ブルターニュ地方の言葉で、「黒い修道院」という意味を持つこの島は、冬にはミモザが咲くことから、「ミモザの島」とも呼ばれている。しかし、美しいノワールムーティエ島で繰り広げられる人間模様は、決して島の景色のように美しいものではなかった。主人公・アントワン(ローラン・ラフィット)は、40歳になって初めて、ノワールムーティエ島で溺死した母の死の真相を究明しようと動き出す。母の死に口を固く閉ざす祖母と父。はじめは気後れしていたが、徐々に兄を理解する妹のアガット(メラニー・ロラン)。離婚し、孤独の中を歩くアントワンは次第に絆を取り戻す。父と向き合い、自分の娘と歩み寄り、新しいパートナーと支え合おうと、少しずつ前進していく。
次第に穏やかな笑顔を取り戻すアントワンの表情が印象的だが、LGBTの姪と寄り添うアガットのまなざしも捨てがたい。
フランス映画祭2016での上映のため、来日したフランソワ・ファブラ監督(François FAVRAT)は、きっぱりと語る。
「フランスは、近代的な国で、家族の問題をオープンに語ることができる国と思われているかもしれません。しかし、実際は違います」
タブーは、フランスにも確実に存在していて、同性愛、こどもへの虐待……そんな類いの家族の秘密はひた隠しにされているという。
ファブラ監督自身も、家族の問題に悩み続け、カウンセリング(精神分析)に通ったことがある。そんな中、自分だけでなく多くの家族が同じように「家族の秘密」に苦しんでいることを知る。その思いがこの映画を完成させた。
主演のローラン・ラフィット氏とフランソワ・ファヴラ監督
主演のローラン・ラフィット氏とフランソワ・ファヴラ監督
撮影: Mika Tanaka
「ロシアの作家、チェーホフが19世紀から書き続けている家族の問題が、今でも、国を越えて続いているのです」。ファブラ監督がそう語ると、主演のローラン・ラフィット(Laurent LAFITTE)さんから、ひと言。
「時間が経過するにつれて、問題は深刻になってきているのかもしれませんね」
フランスは自由の国というイメージが強い。私たち日本人にとって、憧れである自由の国でも、私たちと同じような問題が存在していることを知る。
それと同時に、ファブラ監督の言葉に、フランスという国の底力を見た。
「どんな家族にも秘密はあるのでしょう。だからこそ、闘ってでも真実を勝ち取ることが大切だと思うのです」
フランスらしい、力強さと誇りにあふれたひと言だ。 (Mika Tanaka)
 
監督:フランソワ・ファヴラ
出演:ローラン・ラフィット メラニー・ロラン オドレイ・ダナ 
 ウラディミール・ヨルダノフ ビュル・オジエ
2015年/101分
 
 

 
Iwanami Hall 03-3262-5252
 
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© 2015 – GLORIA FILMSPICTANOVO
7月30日(土)より
「めぐりあう日」
産みの親を知らずに育ったエリザ。彼女は、養父母に引き取られ、パリで生活をしていた。理学療法士という仕事と、母という役割を担う中、自分の出生を知りたいという思いに突き動かされ、実母を探し始める。夫と離婚し、自分が生まれた場所である港町・ダンケルクへと転居すると、エリザの中で止まっていた時計が刻々と動き出す。エリザのつとめる診療所を訪れたアネットは、偶然にも、息子・ノエが通う学校の清掃員だった。「長いまつ毛ときれいな目をしたかわいい息子さんね」とノエを語るアネット。しかし、エリザとは容貌が違うことで「あなたの実の子なの?」とつい聞いてしまい、それがエリザを深く傷つける。「養子は私の方よ」と切り返すエリザに、アネットは心乱れ……監督は、『冬の小鳥』のウニー・ルコント。韓国で生まれ、フランスの養父母のもとで育った自身の体験が、この映画のモチーフとなった。
「母」として生きるうちに、自分自身について知りたくなり、自分の母と会話したくなる、そんな心の動きに、きっと多くの子育中の母親たちが共感できるのではないだろうか。映画館になかなか足を運べない、そんな母親たちにこそ、ぜひ観てほしいと思う。
主演のセリーヌ・サレットの憂いをたたえた目が印象的。(Mika Tanaka)
 
監督: ウニー・ルコント
出演: セリーヌ・サレット アンヌ・ブノワ ルイ=ド・ドゥ・ランクザン
フランソワーズ・ルブラン エリエス・アギス ほか
2015年/フランス/104分
 
 

 
Bunkamura Le Cinéma 03-3477-9264
 
7月9日(土)〜22日(金)
クシシュトフ・キェシロフスキ監督没後20年特別上映 
<キェシロフスキのまなざし>
 
 

 
Shinjuku Cinéma Qualité 03-3352-5645
 
7月16日(土)〜8月19日(金)
<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016>
※当サイトでは、フランス語関連作品のみを掲載
 
7月18日(月・祝)21:15、23日(土)10:00、26日(火)15:30
「アナザー 疑惑の殺意」
監督:ジョアン・スファール
出演:フレイア・メイヴァー、ステイシー・マーティン
2015年/94分
 
7月20日(水)13:00、24日(日)10:00、25日(月)18:30
「アナーキスト」Les anarchistes
監督:エリ・ワジュマン
出演:アデル・エグザルコプロス、タハール・ラヒム
2015年/101分
 
7月25日(月)10:00、27日(水)13:00、28日(木)10:30、8月2日(火)16:00、5日(金)13:00、11日(木・祝)10:15、17日(水)10:00
「プロヴァンスの休日」Avis de mistral
監督:ローズ・ポッシュ
出演:ジャン・レノ、アンナ・ガリエナ、オーレ・アッテッカ
2014年/105分
 
7月29日(金)16:00、8月2日(火)13:00、13日(土)10:00
「パレス・ダウン」Tajmahal
監督:二コラ・サーダ
出演:ステイシー・マーティン、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン
2015年/91分
 
7月30日(土)18:00
「アメリ」Le fabuleux destin d’Amélie Poulain
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ
2001年/121分/35mm
 
8月6日(土)10:15、9日(火)13:00、13日(土)21:15、14日(日)10:00、16日(火)18:30、17日(水)16:00、19日(金)13:00
「神のゆらぎ」Miraculum
監督:ダニエル・グルー
出演:グザヴィエ・ドラン、ロビン・オペール、アンヌ・ドルヴァル
2013年/カナダ/109分
 
 

 
Shinjuku K’s Cinéma 03-3352-2471
 
7月23日(土)より
 
「勝手にしやがれ」À bout de souffle
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出捐:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェ、ジャン=ピエール・メルヴィル
1960年/90分
 
気狂いピエロ」Pierrot le fou
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出捐:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、グラツィエラ・ガルヴァー二、ダーク・サンダース
1965年/フランス・イタリア/105分
 
 

 
Shimotakaido Cinéma 03-3328-1008
 
7月9日(土)〜22日(金)
エリック・ロメール監督特集上映 [デジタル・リマスター版]
<ロメールと女たち>
 
7月9日(土)、11日(月)、13日(水)、15日(金)19:15
16日(土)、17日(日)、19日(火)、21日(木)、22日(金)21:10
『海辺のポーリーヌ」Pauline à la plage
出演:アマンダ・ラングレ、アリエル・ドンバール
1983年/91分
 
7月11日(月)、14日(木)、19日(火)、20日(水)21:10
『満月の夜」Les nuits de la pleine lune
出演:パスカル・オジェ、チェッキー・カリョ
1984年/101分
 
7月10日(日)、12日(火)、14日(木)、16日(土)、18日(月)、20日(水)、22日(金)19:15
17日(日)、21:10
『緑の光線」Le rayon vert
出演:マリー・リヴィエール、リサ・エレディア
1985年/94分
 
7月10日(日)、13日(水)、19日(火)21:10
『レネットとミラベル 四つの冒険」Quatre aventures de Reinette et Mirabelle
出演:ジェシカ・フォルド、ジョエル・ミケル
1986年/99分
 
7月9日(土)、12日(火)、15日(金)、18日(月)、21日(木)21:10
『友だちの恋人」L’ami de mon amie
出演:エマニュエル・ショーレ、ソフィー・ルノワール
1987年/103分
 
7月16日(土)〜22日(金)12:35
7月23日(土)〜29日(金)14:40
Qu'est-ce qu'on a fait au bon Dieu?
Qu’est-ce qu’on a fait au bon Dieu?
© 2013 Les Films du 24 – TF1 Droits Audiovisuels – TF1 Films Production
『最高の花婿』
フランス・ロワール地方のシノンに暮らす敬虔なカトリック教徒、クロード・ヴェルヌイユ(クリスチャン・クラヴィエ)とマリー・ヴェルヌイユ(シャンタル・ロビー)。このヴェルヌイユ夫妻には、4人の娘たちがいる。ある日、四女から「カトリック教徒の恋人を連れてくる」と連絡が入り、有頂天になる夫妻。というのも、既に結婚した3人の娘たちの夫は、誰ひとりカトリック教徒ではなかったからだ。長女の夫はユダヤ系、次女の夫はアラブ系と、そして三女の夫は中国系だった。宗教も違えば文化も違う。娘たちが選んだ「義理の息子たち」との交流は、強烈な驚きとすさまじい摩擦の連続だ。
期待に胸をふくらませ、四女の恋人を待つ夫妻。そんな彼らの前に姿を現したのは、コートジボワール出身の、肌の黒い青年だった……フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督は、「フランスは、人種間混合結婚が世界一の国」という統計資料にインスピレーションを得て、この作品を書き上げてた。「異なった民族、宗教間での結婚は、フランスでは20%近くといわれている。でも他のヨーロッパ諸国では3%に過ぎないそうだ」と監督は語る。
ほんの一歩間違えば、多くの人を不快にさせかねないテーマ。だけど、この映画は、後味のよいスパイシーなコメディに仕上がっている。不快にならない一番の理由は、すべての出演者の立場が「平等」だったからではないかと思う。フランスの精神、「自由と平等」(Liberté, Égalité) がまだここに残っていることが、すごくうれしい!(Mika Tanaka)
 
監督:フィリップ・ドゥ・ショーヴロン
出演:クリスチャン・クラビエ シャンタル・ロビー アリ・アビタン、メディ・サドゥアン フレデリック・チョウ
2014年/フランス語/97分
 
 

 
National Film Center 03-5777-8600
 
7月10日(日)まで
EUフィルムデーズ2016>
※当サイトでは、フランス語関連の作品のみを掲載
 
7月3日(日)17:00、6日(水)13:00
『イタリアのある城で』Un château en Italie
監督:ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ
2013年/フランス語・イタリア語/104分/Blu-ray
 
7月5日(火)19:00、10日(日)16:15
『アルデンヌ』D’ardennen
監督:ロビン・プロント
2015年/ベルギー/オランダ語・フランス語/93分/DCP
 



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