フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

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Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

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東京で上映されるフランス語圏映画 2016年5月発信
投稿日 2016年5月13日
最後に更新されたのは 2016年5月23日
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Toho Cinémas Chanté 050-6868-5000

5月27日(金)より

神様メール
神様メール
© 2015 - Terra Incognita Films/Climax Films/Après le déluge/Juliette Films Caviar/ORANGE STUDIO/VOO et Be tv/RTBF/Wallimage

『神様メール』
ブリュッセルに家族で住む神様の娘エア。人間が抱く慈悲深いイメージとは裏腹に、神様はいたずら好きで性格も荒々しい。パソコンを使って人間の運命に災いをもたらしては楽しむ日々を送っていた。そんな神様に翻弄される人間に自由になってもらうため、エアは神様のパソコンから人間に余命を伝えるメールを送信する。長男イエスがエアに「自分が12人しか集められなかった使徒を18人に増やせば奇跡が起こる」と助言し、残りの6人と接触するため、エアは人間の世界へと向かうのだった。
死へのカウントダウンが表示されるメール画面を見ながら人々はどう行動するのか?思わず「いま自分に余命を宣告されたらどうするだろう」と考えてしまう。聖書の有名な場面をパロディ化していて宗教的な風刺も感じさせるが、使徒の個性と奇想天外なストーリー性によって難しさは感じずに誰もが楽しめる。エアが人間に伝えたかったメッセージをぜひ感じ取ってほしい。(スズキエイコ)

監督:ジャコ・ヴァン・ドルマン
出演:ピリ・グロワーヌ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ブノワ・ボールヴールド、フランソワ・ダミアン
2015年/フランス・ベルギー・ルクセンブルク/115分

http://kamisama.asmik-ace.co.jp/

Yebisu Garden Cinéma 0570-783-715
http://www.unitedcinemas.jp/yebisu/

上映中

Qu'est-ce qu'on a fait au bon Dieu?
Qu’est-ce qu’on a fait au bon Dieu?
© 2013 Les Films du 24 – TF1 Droits Audiovisuels – TF1 Films Production

『最高の花婿』
フランス・ロワール地方のシノンに暮らす敬虔なカトリック教徒、クロード・ヴェルヌイユ(クリスチャン・クラヴィエ)とマリー・ヴェルヌイユ(シャンタル・ロビー)。このヴェルヌイユ夫妻には、4人の娘たちがいる。ある日、四女から「カトリック教徒の恋人を連れてくる」と連絡が入り、有頂天になる夫妻。というのも、既に結婚した3人の娘たちの夫は、誰ひとりカトリック教徒ではなかったからだ。長女の夫はユダヤ系、次女の夫はアラブ系と、そして三女の夫は中国系だった。宗教も違えば文化も違う。娘たちが選んだ「義理の息子たち」との交流は、強烈な驚きとすさまじい摩擦の連続だ。
期待に胸をふくらませ、四女の恋人を待つ夫妻。そんな彼らの前に姿を現したのは、コートジボワール出身の、肌の黒い青年だった……フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督は、「フランスは、人種間混合結婚が世界一の国」という統計資料にインスピレーションを得て、この作品を書き上げてた。「異なった民族、宗教間での結婚は、フランスでは20%近くといわれている。でも他のヨーロッパ諸国では3%に過ぎないそうだ」と監督は語る。
ほんの一歩間違えば、多くの人を不快にさせかねないテーマ。だけど、この映画は、後味のよいスパイシーなコメディに仕上がっている。不快にならない一番の理由は、すべての出演者の立場が「平等」だったからではないかと思う。フランスの精神、「自由と平等」(Liberté, Égalité) がまだここに残っていることが、すごくうれしい!(Mika Tanaka)

監督:フィリップ・ドゥ・ショーヴロン
出演:クリスチャン・クラビエ シャンタル・ロビー アリ・アビタン、メディ・サドゥアン フレデリック・チョウ
2014年/フランス語/97分

http://www.cetera.co.jp/hanamuko

Waseda Shochiku 03-3200-8968
http://www.wasedashochiku.co.jp/

5月21日(土)〜27日(金)
※二本立て

あの頃エッフェル塔の下で Trois souvenirs de ma jeunesse
あの頃エッフェル塔の下で Trois souvenirs de ma jeunesse
©JEAN-CLAUDE LOTHER - WHY NOT PRODUCTIONS

『あの頃エッフェル塔の下で』
人類学者のポール(マチュー・アマルリック)は、研究のため、定住することなく世界各地を転々する暮らしをしていたが、数十年ぶりにフランスに帰国することに。空港に着くと、「ポ—ル・デダリュスにスパイ疑惑がかけられている」という情報局からの召喚状が待ち受けていた。
それが、長い間心の奥に封じ込めていた彼の記を次々と呼び覚ましていく。母の死、父との確執、大叔母との暮らし、親友とのソ連旅行、偽装パスポート……そして、身を焦がすような恋人とのやるせない思い出がよみがえったとき、彼は自分自身にとっての「真実」にたどり着く。監督は『そして僕は恋をする』のアルノー・デプレシャン。このとき主人公を演じたマチュー・アマルリックが、ふたたび同じ「ポール・デダリュス」という名で主人公を演じる。恋人の名前がおなじくエステルであることからも、デプレシャン監督の強い思いがうかがわれる。どんなに殴られても決して痛みを感じることのなかったポール。その彼が、命がけで1人の女性を愛し、喜びと苦しみを知っていく過程がいとおしい。
ネットもスマホもない時代、手書きで愛をしたためるポールとエステルから、時代の片隅に置き忘れた何かを教わりたい。(Mika Tanaka)

監督:アルノー・デプレシャン
出演:カンタン・ドルメール、ルー・ロワ=ルコリネ、マチュー・アマルリック
2015年/フランス/仏語・ロシア語/123分/R15+
 
http://www.cetera.co.jp/eiffel/

アクトレス Sils Maria
アクトレス Sils Maria
©2014 CG CINÉMAPALLAS FILMCAB PRODUCTIONSVORTEX SUTRAARTE France Cinéma – ZDF/ARTEORANGE STUDIORTS RADIO TELEVISION SUISSESRG SSR

「アクトレス 女たちの舞台」
マリア・エンダース(ジュリエット・ビノシュ)は、大女優としての輝きと揺るがない地位を手にしていたが、私生活は決して幸せに満ちているわけではなかった。ある日、新人の頃の出世作「マローヤのヘビ」のリメイク版を、新進演出家のクラウス(ラース・アイディンガー)が挑むことを知る。彼は、マリアの出演を強く望むが、求められたのは、かつて自分が演じた20歳の主人公ではなく、彼女に翻弄されて自滅していく40歳の相手役だった。主人公は、ハリウッドで活躍中の19歳の女優、ジョアン・エリス(クロエ・グレース・モレッツ)が演じるという。悩んだ末、出演を決心したマリアは、マネージャーのヴァレンティン(クリステン・スチュワート)とともに、スイスへ向かう。「マローヤのヘビ」というタイトルの由来となった、スイスの「シルス・マリア」の地を訪れるために……この映画の原題になっているシルス・マリアの地は、トーマス・マン、ヘルマン・ヘッセ、ジャン・コクトー、マルク・シャガール、マルセル・プルースト、ニーチェなど、多くの創作者たちが訪れた場所でも知られる。神秘的な風景と、女優たちの艶やかな演技。35ミリフィルムでの撮影にこだわったオリヴェエ・アサイヤス監督ならではの映像美が堪能できる。ジュリエット・ビノシュがまとう華やかなシャネルの衣装にも注目を。映画の製作費の一部をサポートしている企業が、このシャネルであることを追記しておきたい。(Mika Tanaka)

監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:ジュリエット・ビノシュ、クリステン・スチュワ−ト、クロエ・グレース・モレッツ
2014年/フランス・スイス・ドイツ/英語・フランス語・ドイツ語/124分

http://actress-movie.com/

Shimotakaido Cinéma 03-3328-1008
www.shimotakaidocinema.com

5月14日(土)〜20日(金)16:30

ディーパンの闘い Dheepan
ディーパンの闘い Dheepan
© 2015 - WHY NOT PRODUCTIONS - PAGE 114 - FRANCE 2 CINEMA - PHOTO: PAUL ARNAUD

「ディーパンの闘い」
内戦下スリランカで兵士として闘ってきたディーパン(アントニーターサン・ジェスターサン)は、難民としてフランスへ渡ることに。妻のヤリニ(カレアスワリ・スリニバサン)も、娘のイラヤル(カラウタヤニ・ヴィナシタンビ)も、実は出会ったばかりの赤の他人だ。3人は、生きるためにパリ郊外の団地の一室で偽の家族を装って暮らす。闘いの日々から離れ、団地の管理人として静かに生きようとするディーパンだが、忘れかけたささやかな幸せを手にしかけたとき、新たな抗争が彼らの前に立ちはだかる……
本年度カンヌ映画祭のパルム・ドールに輝いたこの作品がとらえたのは、寛容な精神ゆえ、多くの移民が住み、多くの問題を抱えるフランスの等身大の姿だ。主人公ディーパンを演じたアントニーターサン・ジェスターサンは、実際にスリランカ内戦の兵士だった。また、ヤリニ役のカレアスワリ・スリニバサン、イラヤル役のカラウタヤニ・ヴィナシタンビも、映画の出演は本作が初となる。
「家族」とは何か?
血のつながりがあればそれが家族なのか?
ひとつ屋根の下に住んでいればそれで家族と言えるのか?
この映画は、そんな疑問を私たちに投げかけてくる。
(Mika Tanaka)

監督:ジャック・オディアール
出演:アントニーターサン・ジェスターサン、カレワスワリ・スリニバサン、ヴァンサン・ロティエ、カラウタヤ二・ヴィナシタンビ
2015年/フランス語・タミル語/115分

www.dheepan-movie.com

5月21日(土)〜27日(金)12:05

 偉大なるマルグリット Marguerite
偉大なるマルグリット Marguerite

「偉大なるマルグリット」
“伝説の音痴”と呼ばれた実在するオペラ歌手から着想を得て描かれた物語。舞台は1920年のフランス、パリ郊外。歌うことが生きがいだった男爵夫人マルグリットは、いつものように社交界の仲間内で行われる音楽会で歌を披露していた。その音楽会に忍び込んだ新聞記者はマルグリットの歌声に驚愕する。彼女の歌声にはリズム感や音程の正しさが無かったのだ。それでも貴族たちは彼らの中のルールにのっとり、彼女を賞賛し拍手を送っていた。当然、マルグリットは自分が音痴であることに気づいていないのであった。彼女の歌への純真さはカリスマ性を帯び、周囲の人々を翻弄させていく。新聞記者はマルグリットにパリでのリサイタルを提案するが……。
マルグリット夫人を演じるのは『大統領の料理人』のカトリーヌ・フロ。本国フランスではセザール賞に最多11ノミネートされ大ヒットを記録した話題作。(文:スズキエイコ)

監督:グザヴィエ・ジャノリ
出演:カトリーヌ・フロ、アンドレ・マルコン、ミシェル・フォー、クリスタ・テレ
2015年/129分/PG12

www.grandemarguerite.com

National Film Center 03-5777-8600
http://www.momat.go.jp/

5月6日(金)〜22日(日)
<アンコール特集:2015年度上映作品より>
※当サイトでは、フランス語関連の作品のみを掲載
5月8日(日)15:00、21日(土)11:00
『どん底』
監督:ジャン・ルノワール
出演:ジャン・ギャバン、シュジ・プリム、ルイ・ジューヴェ、ジュ二・アストール
1936年/82分/35mm/白黒

Shin Bungeiza 03-3971-9422
www.shin-bungeiza.com/

新文芸坐シネマテーク vol.9 & vol.10
エルマンノ・オルミ/ジャック・ロジエ<青春の崇高>

5月27日(金)
『アデュー・フィリピーヌ』+講義(60分)
監督:ジャック・ロジエ
1960ー62年/フランス・イタリア/110分/35mm

6月3日(金)
『オルエットの方へ』+講義(40分)
監督:ジャック・ロジエ
1969ー71年/161分/35mm

Tollywood 03-3414-0433
http://homepage 1.nifty.com/tollywood/

Du 1er au 29 mai
5月1日(日)〜29日(日)
WAT 世界のアニメーションシアター>
海外ショートアニメーションの特別上映
※当サイトでは、フランス語関連の作品のみを掲載

『ちいさな芽』
監督:シャイタン・コンヴェルサ
2015年/フランス・スイス/10分3秒/セリフなし/砂+油彩手書きアニメーション

『触感のダンス』
監督:ジャン=シャルル・エムボティマロロ
2014年/フランス・スイス/14分31秒/セリフなし/手書きアニメーション

『サンティアゴ巡礼』
監督:マウロ・カラーロ
2013年/スイス・フランス/12分42秒/フランス語・日本語字幕/手書き+3DCGアニメーション

Yujiku Asagaya 03-3336-5440
fttp://www.laputa-jp.com

5月27日(金)まで

メニルモンタン 2つの秋と3つの冬 2 automnes, 3 hivers
メニルモンタン 2つの秋と3つの冬 2 automnes, 3 hivers
© ENVIE DE TEMPÊTE PRODUCTIONS 2013

『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』
舞台は、パリのはずれにあるメニルモンタンという街。アルベール・ラモリス監督の『赤い風船』の舞台にもなった場所だ。
仕事をみつけること。運動を始めること。禁煙すること。美大出身で求職中のアルマン(ヴァンサン・マケーニュ)は、33歳の誕生日を機に、この3つの決意をする。土曜の朝、公園をジョギングしていると、同世代のアメリ(モード・ウィラー)とぶつかり、心ときめいてしまう。が、声をかけるきっかけはなかなかつかめない。うだつのあがらない毎日だけど、美大時代に知り合ったバンジャマン(バスティアン・ブイヨン)という親友がちゃんといる。あるとき、バンジャマンと行きつけのバーを出ると、そこにいたのは……コメディなのに、なぜかメランコリック。8ミリビデオ、16ミリフィルム、デジタルビデオなど、さまざまなカメラを使い、1本の映画を細かい章に分けるという、新鮮な手法で撮影されたこの映画の監督は、1975年生まれのセバスチャン・ベベデール。彼のみずみずしい文学的な感性と、新しいことに挑もうとする精神が、21世紀のフランスを生きる若者たちを、みずみずしく、生き生きと描いている。彼らのことを、フランスでは、”adulescence”と呼ぶらしい。Adulte(大人)とティーンエイジャー(adolescence)を組み合わせた新しい言葉だ。日本語に訳すと「中二病」? あきらめず、心の成長を続けようとする愛すべき大人たちに、ぜひ見てほしい映画。(Mika Tanaka)
監督:セバスチャン・ベベデール
出演:ヴァンサン・マケーシュ、バスティアン・ブイヨン、モード・ウィラー、オドレイ・バスティアン
2013年/90分

http://menilmontant-movie.com/

5月21日(土)〜6月3日(金)
『女は女である』
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:
1961年/フランス・イタリア/84分




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