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『モーパッサン』
投稿日 2016年2月29日
最後に更新されたのは 2016年3月17日
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『モーパッサン』
村松定史著
清水書院 センチュリーブックス
ISBN: 978-4-389-42131-1
価格:本体1,000円(税別)

 (表紙の言葉より)

 <彗星のように、19世紀の世紀末を駆け抜けたギィ=ド=モーパッサン。43年という短い生涯に、残した作品はゆうに300編を越える。短編『首飾り』、中編『脂肪の塊』、長編『女の一生』、どれをとっても傑作というほかはない。フローベルの薫陶を受け、鋭く磨き上げられた写実主義の筆法には、世界中の作家が称賛の声をあげた。日本においても、永井荷風が心酔し、田山花袋が影響を受け、三遊亭円朝は短編を人情話に翻案している。明治期以来、おびただしい数の翻訳紹介がなされ、広く愛読されてきたモーパッサン。その生い立ちから死までをたどり、名作誕生の背景をさぐる。生きることの快楽を貪欲に飲みつくすモーパッサンとは、皮肉とユーモアとそして悲哀に満ちた、飽くなき人間の探究者ではなかったか。>

 短期の内に、フランス国内はもとより世界的な文名を得た小説家モーパッサン。官能や恐怖や悲惨さを描く作家とのみ評されがちだが、その生涯と作品を読み解くことで、実はフランス文学の伝統をひく、人間とは何かを問い続ける人間探究の文学者であった事がわかる。本書は前半が作家の人生、後半が作品の概要と解説で構成されている。丹念に生い立ちをたどることで旅を愛した作家の人物像にせまり、その上で一般にはあまり知られていない詩作品や長編にも触れることで、モーパッサン文学の全体が俯瞰できる非常に興味深い一冊。モーパッサンを愛する人には勿論のこと、このフランス古典文学の巨匠を知るための入門本としても最適である。1996年初版本の再版。

 著者の村松定史は1947年山梨県の生まれ。学習院大学文学部フランス文学科卒業、同大学院博士過程満期退学。パリ第4大学博士過程研究免状取得。元名城大学教授。主な著書に『文庫三昧』『旅と文学』『ジョルジュ・ローデンバック研究』、訳書にネルヴァル『悪魔の肖像画』、ローデンバック『静寂』『樹』ほか。




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