フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

Rédaction du journal:
Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

La francophonie au Japon
Franc-Parlerフランス語圏情報ウェブマガジン フラン・パルレ
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東京で上映されるフランス語圏映画 2016年3月発信
投稿日 2016年2月29日
最後に更新されたのは 2016年3月16日
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Toho Cinemas Chanté 050-6868-5001
Kadokawa Cinéma Shinjuku 03-5361-7878
 
À l’écran
上映中
ディーパンの闘い Dheepan
ディーパンの闘い Dheepan
© 2015 - WHY NOT PRODUCTIONS - PAGE 114 - FRANCE 2 CINEMA - PHOTO: PAUL ARNAUD
「ディーパンの闘い」
内戦下スリランカで兵士として闘ってきたディーパン(アントニーターサン・ジェスターサン)は、難民としてフランスへ渡ることに。妻のヤリニ(カレアスワリ・スリニバサン)も、娘のイラヤル(カラウタヤニ・ヴィナシタンビ)も、実は出会ったばかりの赤の他人だ。3人は、生きるためにパリ郊外の団地の一室で偽の家族を装って暮らす。闘いの日々から離れ、団地の管理人として静かに生きようとするディーパンだが、忘れかけたささやかな幸せを手にしかけたとき、新たな抗争が彼らの前に立ちはだかる……
本年度カンヌ映画祭のパルム・ドールに輝いたこの作品がとらえたのは、寛容な精神ゆえ、多くの移民が住み、多くの問題を抱えるフランスの等身大の姿だ。主人公ディーパンを演じたアントニーターサン・ジェスターサンは、実際にスリランカ内戦の兵士だった。また、ヤリニ役のカレアスワリ・スリニバサン、イラヤル役のカラウタヤニ・ヴィナシタンビも、映画の出演は本作が初となる。
「家族」とは何か?
血のつながりがあればそれが家族なのか?
ひとつ屋根の下に住んでいればそれで家族と言えるのか?
この映画は、そんな疑問を私たちに投げかけてくる。
(Mika Tanaka)
 
監督:ジャック・オディアール
出演:アントニーターサン・ジェスターサン、カレワスワリ・スリニバサン、ヴァンサン・ロティエ、カラウタヤ二・ヴィナシタンビ
2015年/フランス語・タミル語/115分
 
 

 
Ciné Switch Ginza 03-3561-0707
Yebisu Garden Cinéma 0570-783-715
 
À l’écran
上映中
 偉大なるマルグリット Marguerite
偉大なるマルグリット Marguerite
「偉大なるマルグリット」
“伝説の音痴”と呼ばれた実在するオペラ歌手から着想を得て描かれた物語。舞台は1920年のフランス、パリ郊外。歌うことが生きがいだった男爵夫人マルグリットは、いつものように社交界の仲間内で行われる音楽会で歌を披露していた。その音楽会に忍び込んだ新聞記者はマルグリットの歌声に驚愕する。彼女の歌声にはリズム感や音程の正しさが無かったのだ。それでも貴族たちは彼らの中のルールにのっとり、彼女を賞賛し拍手を送っていた。当然、マルグリットは自分が音痴であることに気づいていないのであった。彼女の歌への純真さはカリスマ性を帯び、周囲の人々を翻弄させていく。新聞記者はマルグリットにパリでのリサイタルを提案するが……。
マルグリット夫人を演じるのは『大統領の料理人』のカトリーヌ・フロ。本国フランスではセザール賞に最多11ノミネートされ大ヒットを記録した話題作。(文:スズキエイコ)
 
監督:グザヴィエ・ジャノリ
出演:カトリーヌ・フロ、アンドレ・マルコン、ミシェル・フォー、クリスタ・テレ
2015年/129分/PG12
 
 

 
Bunkamura Le Cinéma 03-3477-9264
 
Jusqu’au 4 mars
3月4日(金)まで
愛しき人生のつくりかた Les souvenirs
愛しき人生のつくりかた Les souvenirs
© 2013 Nolita cinema – TF1 Droits Audiovisuels – UGC Images – Les films du Monsieur – Exodus – Nolita invest
『愛しき人生のつくりかた』
長く連れ添った夫に先立たれたおばあちゃん、マドレーヌ(アニー・コルディ)。
妻とのぎこちない関係に戸惑う、定年退職したばかりのおやじ、ミシェル(ミシェル・ブラン)。
そして、夜勤のアルバイトをしながら、小説家への夢を見る大学生のロマン(マチュー・スピノジ)。
世代は違うが、迷いながらそれぞれの人生を生きる3人。マドレーヌは、息子のミシェルに素直になれないものの、孫のロマンには心を開ける。彼女が抱えているのは、「孤独」というより「心残り」だ。家族に説得され、しぶしぶと老人ホームに入るが、あるときこつ然と姿を消す。行き先は家族にも見当がつかない。家族が大騒ぎする中、ロマンのもとに、マドレーヌからの1枚の絵葉書が……
舞台はパリとノルマンディーのエトルタ。描かれる風景も素敵だけれど、人々のふれあいはもっと素敵。テンポのよい会話に気持ちよく笑った後、心がほんのりとあたたまっている自分を発見する。主題歌は、フランソワ・トリュフォー監督の『夜霧の恋人たち』でも使われた“Que reste-t-il de nos amours ?”(邦題:『残されし恋には』)。トリュフォーを知らない人も、トリュフォーが大好きな人も、ぜひ。(Mika Tanaka)
 
監督:ジャン=ポール・ルーヴ
出演:アニー・コルディ、ミシェル・ブラン、シャンタル・ロビー、マチュー・スピノジ
2015年/93分
 

 
Yebisu Garden Cinéma 0570-783-715
 
À partir du 19 mars
3月19日(土)より
Qu'est-ce qu'on a fait au bon Dieu?
Qu’est-ce qu’on a fait au bon Dieu?
© 2013 Les Films du 24 – TF1 Droits Audiovisuels – TF1 Films Production
『最高の花婿』
フランス・ロワール地方のシノンに暮らす敬虔なカトリック教徒、クロード・ヴェルヌイユ(クリスチャン・クラヴィエ)とマリー・ヴェルヌイユ(シャンタル・ロビー)。このヴェルヌイユ夫妻には、4人の娘たちがいる。ある日、四女から「カトリック教徒の恋人を連れてくる」と連絡が入り、有頂天になる夫妻。というのも、既に結婚した3人の娘たちの夫は、誰ひとりカトリック教徒ではなかったからだ。長女の夫はユダヤ系、次女の夫はアラブ系と、そして三女の夫は中国系だった。宗教も違えば文化も違う。娘たちが選んだ「義理の息子たち」との交流は、強烈な驚きとすさまじい摩擦の連続だ。
期待に胸をふくらませ、四女の恋人を待つ夫妻。そんな彼らの前に姿を現したのは、コートジボワール出身の、肌の黒い青年だった……フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督は、「フランスは、人種間混合結婚が世界一の国」という統計資料にインスピレーションを得て、この作品を書き上げてた。「異なった民族、宗教間での結婚は、フランスでは20%近くといわれている。でも他のヨーロッパ諸国では3%に過ぎないそうだ」と監督は語る。
ほんの一歩間違えば、多くの人を不快にさせかねないテーマ。だけど、この映画は、後味のよいスパイシーなコメディに仕上がっている。不快にならない一番の理由は、すべての出演者の立場が「平等」だったからではないかと思う。フランスの精神、「自由と平等」(Liberté, Égalité) がまだここに残っていることが、すごくうれしい!(Mika Tanaka)
 
監督:フィリップ・ドゥ・ショーヴロン
出演:クリスチャン・クラビエ シャンタル・ロビー アリ・アビタン、メディ・サドゥアン フレデリック・チョウ
2014年/フランス語/97分
 
 

 
Shimotakaido Cinéma 03-3328-1008
 
Du 12 au 18 mars
3月12日(土)〜18日(金)10:00
<span class="caps">FOUJITA</span>ーフジター
FOUJITAーフジター
ⓒ 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド・フィルム・プロダクション
FOUJITAーフジター』
世界を代表する日本人画家の1人、藤田嗣治(後のレオナール・フジタ)。
彼の人生を語るのに不可欠なのが、日本という国、そしてフランスという国だ。
藤田は、1913年にフランスへ渡る。27歳のときのことだった。彼は、モンパルナスで、モディリアーニやスーチンたちと交流しながら、「乳白色の肌」の呼ばれる裸婦像など、彼独自の画風を切り開いていく。エコール・ド・パリの寵児だった藤田だが、第二次世界大戦の勃発によって日本へ帰国することになるが……『アッツ島玉砕』をはじめとする戦争記録画に、藤田がこめた思いとは何だったのか?戦争責任を押し付けられても、ひるむことなく謝罪をせずにいた藤田だが、故郷である日本にどんな思いを抱いていたのか?『泥の河』、『眠る男』など、独特の映像美で知られる小栗康平監督が、この映画では実在の人物を描く。フランス側のプロデューサーは、『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(監督:ヴィム・ベンダース)を手がけた、クローディー・オサール。この映画から、ドキュメンタリー映画以上の真実の姿が透けて見えるかもしれない。(Mika Tanaka)
 
監督:小栗康平
出演:オダギリジョー 中谷美紀 アナ・ジラルド アンジェル・ユモー マリー・クレメール
2015年/日本・フランス/日本語・フランス語/126分
 
 
Du 14 au 19 mars
3月14日(月)〜19日(土)21:10
メニルモンタン 2つの秋と3つの冬 2 automnes, 3 hivers
メニルモンタン 2つの秋と3つの冬 2 automnes, 3 hivers
© ENVIE DE TEMPÊTE PRODUCTIONS 2013
『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』
舞台は、パリのはずれにあるメニルモンタンという街。アルベール・ラモリス監督の『赤い風船』の舞台にもなった場所だ。
仕事をみつけること。運動を始めること。禁煙すること。美大出身で求職中のアルマン(ヴァンサン・マケーニュ)は、33歳の誕生日を機に、この3つの決意をする。土曜の朝、公園をジョギングしていると、同世代のアメリ(モード・ウィラー)とぶつかり、心ときめいてしまう。が、声をかけるきっかけはなかなかつかめない。うだつのあがらない毎日だけど、美大時代に知り合ったバンジャマン(バスティアン・ブイヨン)という親友がちゃんといる。あるとき、バンジャマンと行きつけのバーを出ると、そこにいたのは……コメディなのに、なぜかメランコリック。8ミリビデオ、16ミリフィルム、デジタルビデオなど、さまざまなカメラを使い、1本の映画を細かい章に分けるという、新鮮な手法で撮影されたこの映画の監督は、1975年生まれのセバスチャン・ベベデール。彼のみずみずしい文学的な感性と、新しいことに挑もうとする精神が、21世紀のフランスを生きる若者たちを、みずみずしく、生き生きと描いている。彼らのことを、フランスでは、”adulescence”と呼ぶらしい。Adulte(大人)とティーンエイジャー(adolescence)を組み合わせた新しい言葉だ。日本語に訳すと「中二病」? あきらめず、心の成長を続けようとする愛すべき大人たちに、ぜひ見てほしい映画。(Mika Tanaka)
 
監督:セバスチャン・ベベデール
出演:ヴァンサン・マケーシュ、バスティアン・ブイヨン、モード・ウィラー、オドレイ・バスティアン
2013年/90分
 
 
Du 26 mars au 1er avril
3月26日(土)〜4月1日(金)12:10
『フランス組曲』
監督:ソウル・ディブ
出演:ミシェル・ウイリアムズ、クリスティン・スコット・トーマス、マティアス・スーナールツ
2014年/イギリス・フランス・ベルギー/107分/PG12
 
Du 26 mars au 1er avril
3月26日(土)〜4月1日(金)19:10
サンローラン Saint Laurent
サンローラン Saint Laurent
© 2014 MANDARIN CINEMA - EUROPACORP - ORANGE STUDIO - ARTE FRANCE CINEMA - SCOPE PICTURES / CAROLE BETHUEL
SAINT LAURENT/サンローラン』
イヴ・サンローランがモードの帝王として世界のファッション業界に君臨していた1970年代半ば、成功の裏にある彼の苦しみや享楽に満ちた日々を描いた伝記映画。常に新しいものを生み出し時代の先端を歩き続けることを求められていた彼は、アルコールや薬物による高揚と刹那的な享楽の中に身を置くようになっていた。しかし、ついにショーが目前に迫っても1枚もデザイン画が描けなくなってしまう。
イヴ・サンローランを演じるのは「ハンニバル・ライジング」に主演したギャスパー・ウリエル。本作でも個性的な役柄に挑戦し、艶やかな演技でイヴという人間を魅せている。時折はさまれる時代を写した映像が、優雅さを追求するサンローランの世界を際立たせているようだ。サンローランとしての華々しい活躍を体感するというよりも、彼の中で渦巻く感情にリアルな感覚で触れることができるような作品になっている。(スズキエイコ)
 
監督:ベルトラン・ボネロ
出演:ギャスパー・ウリエル、、ルイ・ガレル、レア・セドゥ、ヘルムート・バーガー
2014年/151分
 

 
Shin Bungeiza 03-3971-9422
 
Le 5 mars
3月5日(土) オールナイト
新文芸坐 シネマテーク番外編
追悼 ジャック・リヴェット『ジャンヌ・ダルク』完全版一挙上映
『ジャンヌ・ダルク/Ⅰ 戦闘 Ⅱ 牢獄』
監督:ジャック・リヴェット
出演:サンドリーヌ・ボネール、タチアナ・ムキーヌ、ジャン=マリー・リシャール
1994年/338分/35mm
 
Du 13 au 15 mars
3月13日(日)〜15日(火)
『愛と哀しみのボレロ』デジタル・リマスター版 Les uns et les autres
監督:クロード・ルルーシュ
振付:モーリス・ベジャール
出演:ジョルジュ・ドン
1981年/185分
 

 
Iidabashi Ginrei Hall 03-3269-3852
 
Les 18 et 19 mars
3月18日(金)、19日(土) オールナイト
フランソワ・トリュフォー特集
 
『柔らかい肌』
監督:フランソワ・トリュフォー
出演:ジャン・ドサイ、フランソワ・ドルレアック
1964年/116分/35mm
 
『私のように美しい娘』
監督:フランソワ・トリュフォー
出演:ベルナデット・ラフォン、アンドレ・デュソリエ
1972年/98分/35mm
 
『恋のエチュード』
監督:フランソワ・トリュフォー
出演:ジャン=ピエール・レオー、キカ・マーカム、ステーシー・テンデター
1971年/132分/35mm
 

 
Yujiku Asagaya 03-5327-3725
 
Du 5 au 11 mars
Du 12 au 18 mars
3月5日(土)〜11日(金) 12:00, 21:10
3月12日(土)〜18日(金) 15:15
カミーユ、恋はふたたび Camille redouble
カミーユ、恋はふたたび Camille redouble
© 2012 F comme Film, Ciné@, Gaumont, France 2 Cinéma
Camille redouble de et avec Noémie Lvovsky avec Samir Guesmi, Judith Chemla, India Hair, Julien Faure; 2012, France, 115 mn
『カミーユ、恋はふたたび』
人生の折り返し地点に立つカミーユ(ノエミ・ルヴォウスキー)。いまいちぱっとしない女優の仕事と、離婚間近の夫とのいさかいの慰めになるのは、長年連れ添ったネコとお酒だ。うさをはらそうと、年越しのパーティーで泥酔すると、目覚めた場所は病院のベッド。タバコを吸おうとすると、看護師に止められ、酒に酔ったことを注意される。カミーユは、16歳の時代にタイムスリップしていたのだ。亡き母と若い父との再会に喜び、十代の頃の友人たちとはしゃぎ、過ぎた青春を再び謳歌するカミーユの前に、今では愛の冷めてしまった若き日の夫が現れるが…… この映画の監督と脚本を手がけるノエミ・ルヴォウスキーの主演は、プロデューサーのジャン=ルイ・リヴィの声かけがあっての快挙。ぽっちゃりした中年の体型のカミーユが着る十代の服が愛らしい。再会した両親をなつかしく、愛おしくみつめるまなざし。そして過去から現代に帰ってきたとき、別れた夫をあたたかくみつめるまなざし。映画の中でもっとも印象に残るカミーユの深い喜びにあふれた表情を、どうか見逃さないでほしい。(Mika Tanaka)
 
監督:ノエル・ルボフスキー
出演:ノエル・ルボフスキー、サミール・ゲスミ、ジュディット・シュムラ、ヨランド・モロー
2012年/115分
 
 
Du 5 au 11 mars
Du 12 au 18 mars
3月5日(土)〜11日(金) 14:15, 21:10
3月12日(土)〜18日(金) 12:50
『アメリ』
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
2001年/121分
 
Du 5 au 11 mars
3月5日(土)〜11日(金) 16:40
『ムード・インディゴ 〜うたかたの日々〜』
監督:ミシェル・ゴンドリー
2013年/125分



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