フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

Rédaction du journal:
Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

La francophonie au Japon
Franc-Parlerフランス語圏情報ウェブマガジン フラン・パルレ
〒169−0075新宿区高田馬場1−31−8−428
1-31-8-428 Takadanobaba, Shinjuku-ku, 169-0075 Tokyo

Tel/Fax: 03-5272-3467
E-mail:contact@franc-parler.jp
http://franc-parler.jp

東京で上映されるフランス語圏映画 2015年12月発信
投稿日 2015年11月16日
最後に更新されたのは 2016年1月12日
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Iwanami Hall 03-3262-5252
http://www.iwanami-hall.com/

ヴィオレット-ある作家の肖像- Violette
ヴィオレット-ある作家の肖像- Violette
© TS PRODUCTIONS - 2013

À partir du 19 décembre
12月19日(土)より
『ヴィオレット-ある作家の肖像-』 
“ボーヴォワールの女友達”と呼ばれた実在の女性作家ヴィオレット・ルデュックの生涯を描いた作品。
ヴィオレット・ルデュックは1907年、北フランスの街アラスで私生児として生まれた。挫折した小説家で同性愛者のモーリスとの出会いをきっかけとして、彼女は小説を書き始める。初めての小説「窒息」を完成させた彼女は、シモーヌ・ド・ボーヴォワールと知り合い、その才能を見いだされる。女として初めて”性”を語った彼女の作品は当時の文学界に大きな衝撃を巻き起こす。そんな彼女が作品を通じて、そして人生を通じて求め続けたのは愛であった。
本作は、そんなヴィオレットの姿を、生涯にわたって続いたボーヴォワールとの関係を中心に描いた作品となっている。
従来、ヴィオレットは、”性”を赤裸々に描いた作家として、そのスキャンダラスな側面にのみ目が向けられていた。しかし本作では、壊れやすく傷つきやすい内面を持つ一人の女性としてヴィオレットを捉え、不安定な部分を抱えながら、孤独と戦い、愛を求めて苦しむ様子に注目している。
監督は2008年の『セラフィーヌの庭』でセザール賞最優秀作品賞を含む7冠に輝いたマルタン・プロヴォ。前作同様、本作でも優れた脚本、大胆な構成、瑞々しい自然描写でヴィオレットの深い内面を浮き彫りにしている。フラン・パルレでは、彼にインタビューを行っている。
主人公のヴィオレットを演じるのは、フランス女優ならではの個性的な美しさを持つ名女優、エマニュエル・ドゥヴォス。圧倒的な演技力で、複雑で繊細な女性としてのヴィオレットを見事に演じきっている。
また、ボーヴォワールの他に、作家のジャン・ジュネ、調香師のジャック・ゲランといった実在の人物も登場し、新しい文化の胎動を見せる戦後パリの様子が生き生きと描かれているのも本作のみどころの一つである。
傷つきながらも愛を求め続けるヴィオレットの姿、そして、ボーヴォワールとの友情も愛も越えた美しい絆が深い余韻を心に残す作品である。
監督:マルタン・プロヴォ
出演:エマニュエル・ドゥヴォス、サンドリーヌ・キベルラン、オリヴィエ・グルメ、
ジャック・ボナフェ、オリヴィエ・ピィ
2013年/139分/DCP

www.moviola.jp/violette

Toho Cinemas Chanté 050-6868-5001
http://www.tohotheater.jp/index.html
Shibuya Ciné Palace 03-3461-3534
http://www.mitsuba-inc.co.jp/scp/in...

サンローラン Saint Laurent
サンローラン Saint Laurent
© 2014 MANDARIN CINEMA - EUROPACORP - ORANGE STUDIO - ARTE FRANCE CINEMA - SCOPE PICTURES / CAROLE BETHUEL

À partir du 4 décembre
12 月4 日(金)より
SAINT LAURENT/サンローラン』
イヴ・サンローランがモードの帝王として世界のファッション業界に君臨していた1970年代半ば、成功の裏にある彼の苦しみや享楽に満ちた日々を描いた伝記映画。常に新しいものを生み出し時代の先端を歩き続けることを求められていた彼は、アルコールや薬物による高揚と刹那的な享楽の中に身を置くようになっていた。しかし、ついにショーが目前に迫っても1枚もデザイン画が描けなくなってしまう。
イヴ・サンローランを演じるのは「ハンニバル・ライジング」に主演したギャスパー・ウリエル。本作でも個性的な役柄に挑戦し、艶やかな演技でイヴという人間を魅せている。時折はさまれる時代を写した映像が、優雅さを追求するサンローランの世界を際立たせているようだ。サンローランとしての華々しい活躍を体感するというよりも、彼の中で渦巻く感情にリアルな感覚で触れることができるような作品になっている。(スズキエイコ)

監督:ベルトラン・ボネロ
出演:ギャスパー・ウリエル、、ルイ・ガレル、レア・セドゥ、ヘルムート・バーガー
2014年/151分

saintlaurent.gaga.ne.jp

Theater Image Forum 03-5766-0114
www.imageforum.co.jp

メニルモンタン 2つの秋と3つの冬 2 automnes, 3 hivers
メニルモンタン 2つの秋と3つの冬 2 automnes, 3 hivers
© ENVIE DE TEMPÊTE PRODUCTIONS 2013

À partir du 5 décembre
12月5日(土)より
『メニルモンタン 2つの秋と3つの冬』
舞台は、パリのはずれにあるメニルモンタンという街。アルベール・ラモリス監督の『赤い風船』の舞台にもなった場所だ。
仕事をみつけること。運動を始めること。禁煙すること。美大出身で求職中のアルマン(ヴァンサン・マケーニュ)は、33歳の誕生日を機に、この3つの決意をする。土曜の朝、公園をジョギングしていると、同世代のアメリ(モード・ウィラー)とぶつかり、心ときめいてしまう。が、声をかけるきっかけはなかなかつかめない。うだつのあがらない毎日だけど、美大時代に知り合ったバンジャマン(バスティアン・ブイヨン)という親友がちゃんといる。あるとき、バンジャマンと行きつけのバーを出ると、そこにいたのは……コメディなのに、なぜかメランコリック。8ミリビデオ、16ミリフィルム、デジタルビデオなど、さまざまなカメラを使い、1本の映画を細かい章に分けるという、新鮮な手法で撮影されたこの映画の監督は、1975年生まれのセバスチャン・ベベデール。彼のみずみずしい文学的な感性と、新しいことに挑もうとする精神が、21世紀のフランスを生きる若者たちを、みずみずしく、生き生きと描いている。彼らのことを、フランスでは、”adulescence”と呼ぶらしい。Adulte(大人)とティーンエイジャー(adolescence)を組み合わせた新しい言葉だ。日本語に訳すと「中二病」? あきらめず、心の成長を続けようとする愛すべき大人たちに、ぜひ見てほしい映画。(Mika Tanaka)
監督:セバスチャン・ベベデール
出演:ヴァンサン・マケーシュ、バスティアン・ブイヨン、モード・ウィラー、オドレイ・バスティアン
2013年/90分

http://menilmontant-movie.com/

Bunkamura Le Cinéma 03-3477-9264
http://www.bunkamura.co.jp

あの頃エッフェル塔の下で Trois souvenirs de ma jeunesse
あの頃エッフェル塔の下で Trois souvenirs de ma jeunesse
©JEAN-CLAUDE LOTHER - WHY NOT PRODUCTIONS

À partir du 19 décembre
12月19日(土)より
『あの頃エッフェル塔の下で』
人類学者のポール(マチュー・アマルリック)は、研究のため、定住することなく世界各地を転々する暮らしをしていたが、数十年ぶりにフランスに帰国することに。空港に着くと、「ポ—ル・デダリュスにスパイ疑惑がかけられている」という情報局からの召喚状が待ち受けていた。
それが、長い間心の奥に封じ込めていた彼の記を次々と呼び覚ましていく。母の死、父との確執、大叔母との暮らし、親友とのソ連旅行、偽装パスポート……そして、身を焦がすような恋人とのやるせない思い出がよみがえったとき、彼は自分自身にとっての「真実」にたどり着く。監督は『そして僕は恋をする』のアルノー・デプレシャン。このとき主人公を演じたマチュー・アマルリックが、ふたたび同じ「ポール・デダリュス」という名で主人公を演じる。恋人の名前がおなじくエステルであることからも、デプレシャン監督の強い思いがうかがわれる。どんなに殴られても決して痛みを感じることのなかったポール。その彼が、命がけで1人の女性を愛し、喜びと苦しみを知っていく過程がいとおしい。
ネットもスマホもない時代、手書きで愛をしたためるポールとエステルから、時代の片隅に置き忘れた何かを教わりたい。(Mika Tanaka)

監督:アルノー・デプレシャン
出演:カンタン・ドルメール、ルー・ロワ=ルコリネ、マチュー・アマルリック
2015年/フランス/仏語・ロシア語/123分/R15+
 
http://www.cetera.co.jp/eiffel/

Yebisu Garden Cinéma 0570-783-715
http://www.unitedcinemas.jp/yebisu/

Jusqu’au 4 décembre
Steak (r)évolution documentaire de Franck Ribière; 2014, français, anglais, japonais, 110mn
12月4日(金)まで
STEAK (R)EVOLUTION
監督:フランク・リビエレ
出演:世界各国の牛さんたちと、その飼育家、精肉店店主、ステーキハウスのシェフなどお肉の未来を牽引するトップランナーたち
2014年/フランス語・英語・日本語/110分

http://steakrevolution.jp/

Human Trust Cinéma Yurakucho 03-6259-8608
http://www.ttcg.jp/human_yurakucho/
Ciné Libre Ikebukuro 03-3590-2126
http://www.ttcg.jp/cinelibre_ikebukuro/

À l’écran

エール!La famille Bélier
エール!La famille Bélier
©2014-Jerico-Mars Films-France 2 Cinéma-Quarante 12 Films-VendÔme Production-Nexus Factory-Umedia

上映中(シネリーブル池袋は12月11日まで)
La famille Bélier d’Éric Lartigau avec Louane Emera, Karin Viard, François Damiens…; 2014, France, 105 mn
『エール!』
耳の聴こえない家族の中、唯一聴こえる16歳の少女ポーラ。田舎町で酪農を営む両親を手伝いながら学校に通っているが、そこで音楽教師から歌の才能を見出され、パリにある音楽学校のオーディションを勧められる。両親と社会をつなぐ役割を果たしていたポーラは、家族から離れることにためらいを感じつつも歌のレッスンを始めるが……。家族との強い絆の中で心身ともに成長していく思春期の少女を描いた感動作。
作品全体が穏やかさとユーモアに包まれており、使用されているミシェル・サルドゥの楽曲は、まるでこの映画のために作られたかのようにポーラの心情を表現している。主演に抜擢されたルアンヌ・エメラは2013年の音楽オーディション番組に出場したのがきっかけで本作への出演が決まった。瑞々しい声で歌われる名曲には新鮮さと力強さがあり、歌声が心に滲むように優しく染み渡る。その感覚を映画の中でぜひ体感してほしい。(スズキエイコ)
監督:エリック・ラルティゴ
出演:ルアンヌ・エメラ、カリン・ヴィアール、フランソワ・ダミアン、エリック・エルモスニーノ
2014年/105分

http://air-cinema.net/

Kadokawa Cinéma Yurakucho 03-6268-0015
www.kadokawa-cinema.jp/yurakucho/
Shinjuku Musashinokan 03-3354-5670
http://shinjuku.musashino-k.jp/
Eurospace 03-3461-0211
www.eurospace.co.jp

<span class="caps">FOUJITA</span>ーフジター
FOUJITAーフジター
ⓒ 2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド・フィルム・プロダクション

À l’écran
上映中
FOUJITAーフジター』
世界を代表する日本人画家の1人、藤田嗣治(後のレオナール・フジタ)。
彼の人生を語るのに不可欠なのが、日本という国、そしてフランスという国だ。
藤田は、1913年にフランスへ渡る。27歳のときのことだった。彼は、モンパルナスで、モディリアーニやスーチンたちと交流しながら、「乳白色の肌」の呼ばれる裸婦像など、彼独自の画風を切り開いていく。エコール・ド・パリの寵児だった藤田だが、第二次世界大戦の勃発によって日本へ帰国することになるが……『アッツ島玉砕』をはじめとする戦争記録画に、藤田がこめた思いとは何だったのか?戦争責任を押し付けられても、ひるむことなく謝罪をせずにいた藤田だが、故郷である日本にどんな思いを抱いていたのか?『泥の河』、『眠る男』など、独特の映像美で知られる小栗康平監督が、この映画では実在の人物を描く。フランス側のプロデューサーは、『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(監督:ヴィム・ベンダース)を手がけた、クローディー・オサール。この映画から、ドキュメンタリー映画以上の真実の姿が透けて見えるかもしれない。(Mika Tanaka)

監督:小栗康平
出演:オダギリジョー 中谷美紀 アナ・ジラルド アンジェル・ユモー マリー・クレメール
2015年/日本・フランス/日本語・フランス語/126分

http://foujita.info/

Waseda Shochiku 03-3200-8968
http://www.wasedashochiku.co.jp/

12月5日(土)〜11日(金)
※二本立て(当サイトでは、フランス語圏作品のみを掲載)

『サンドラの週末』Deux jours, une nuit
『サンドラの週末』Deux jours, une nuit
© Les films du Fleuve- Archipel 35- Bim Distribuzione - Eyeworks - RTBF (Télévisions, belge) - France 2 Cinéma

Deux jours, une nuit de Jean-Pierre et Luc Dardenne avec Marion Cotillard, Fabrizio Rongione, Christelle Cornil…; 2014, Belgique, France, Italie, 95 mn
『サンドラの週末』
体調不良で休職していたサンドラだが、復帰が決まった矢先の金曜日、突然上司から解雇を言い渡されてしまう。ただし、16人の同僚のうち過半数がボーナスを諦めればサンドラの復職を認めるという。仲間の復職を認めるのか、ボーナスを選ぶのか、週明けの月曜日に職員による投票で決めることになり、サンドラは同僚を説得するために奔走する……。主人公サンドラを演じるのは、「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」でアカデミー主演女優賞を受賞したマリオン・コティヤール。本作でも同賞にノミネートされた。サンドラの強く繊細な心の動きに共鳴しつつ、説得を受ける会社の仲間たちの迷いも強く心に響き、等身大の人間の息吹がこの映画の人物たちから感じられる。サンドラが一人一人の同僚と向き合うのは決して金銭的な目的だけではない。生きる自信を取り戻すため、一人の女性が現実に立ち向かう物語である。
監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
出演:マリオン・コティヤール、ファブリツィオ・ロンジォーネ
2014年/ベルギー・フランス・イタリア/95分

www.bitters.co.jp/sandra

12月12日(土)〜18日(金)
※二本立て

『ボヴァリー夫人とパン屋』
監督:アンヌ・フォンテーヌ
出演:ファブリス・ルキー二、ジェマ・アータートン、ジェイソン・フレミング、ニール・シュナイダー
2014年/99分/R15+

www.boverytopanya.com

『彼は秘密の女ともだち』
監督:フランソワ・オゾン
出演:ロマン・デュリス、アナイス・ドゥムースティエ、ラファエル・ベルソナ
2014年/107分/R15+

http://girlfriend-cinema.com/

12月12日(土) オールナイト
<ミッドナイト・イン・早稲田松竹 vol.6>
SHOAH ショア』
全篇567分一挙上映!
監督:クロード・ランズマン
1985年/567分

Shimotakaido Cinéma 03-3328-1008
www.shimotakaidocinema.com

Du 28 novembre au 4 décembre
11月28日(土)〜12月4日(金)19:05
『涙するまで、生きる』
監督:ダヴィド・オールホッフェン
出演:ヴィゴ・モーテンセン
2014年/101分

Cinéma Vera Shibuya 03-3461-7703
http://www.cinemavera.com/

Du 19 décembre au 22 janvier
12月19日(土)〜1月22日(金)
<シネマヴェーラ渋谷10周年記念1 映画史上の名作14>

12月19日(土)、22日(火)
「獣人」La bête humaine
監督:ジャン・ルノワール
出演:ジャン・ギャバン、フェルナン・ルドー、シモーヌ・シモン
1938年/99分/16mm

1月9日(土)、12日(火)、15日(金)
「望郷」Pépé le Moko
監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
出演:ジャン・ギャバン、ミレーユ・バラン、リーヌ・ノロ、リュカ・クリドゥ
1937年/フランス語・アラビア語/94分/16mm




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