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マリー・ローランサン
投稿日 2015年10月2日
最後に更新されたのは 2023年5月25日

Exposition Marie Laurencin
マリー・ローランサン

マリー・ローランサン《三人の若い女》Marie Laurencin Trois jeunes femmes
Vers 1953, Collections du Musée Marie Laurencin ©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2015 E1716

マリー・ローランサン(1883〜1956)は、20世紀のパリで活躍した女性画家である。パステルカラーを基調とした優雅で繊細な作品で多くの人々を魅了した。また、詩人アポリネールとの運命的な恋と別れ、その後の亡命生活など、波乱万丈の人生を送った女性として、今なお多くの関心を集める人気画家である。

しかし、作品の人気や私生活への興味の高さとは裏腹に、彼女の創作への検証と評価は十分にされているとは言えない。

今回の展覧会は、ローランサンの「画家」としての姿に焦点を当て、彼女の創作活動の真の意義を探るものだ。そして、ローランサン独特の世界を、「かわいい」というキーワードから解きあかしている。現代では、デザインや芸術の世界で「かわいい」色や形があふれていて、「かわいいもの」が一種の流行にまでなっている。しかし、ローランサンの活躍した当時は、芸術とは重厚で壮大、深淵なものであるべき、という価値観が根強い時代であった。ローランサンの創作の意義は、そんな西洋の伝統的な芸術観に反して、自分の感性を信じて、かわいく愛らしい作品を創作し続けていったことにある。

本展覧会では、「かわいいもの」を追い求めたローランサンの画家人生を、初期から晩年までの代表作70点でたどる。

今、日本発の「かわいい文化」が世界で注目を集めている。そんな「かわいい文化」を生み出した私たち日本人にとって、フランス人のローランサンが追求した「かわいい美術」はどのように映るのか、興味深い展覧会である。

Musée des beaux-arts de Fuchu du 12 septembre au 20 décembre 2015 fermé le lundi (ouvert les lundis 21 septembre, 12 octobre et 23 novembre), le jeudi 24 septembre, le mardi 13 octobre, le mercredi 4 novembre et le mardi 24 novembre
府中市美術館
2015年9月12日(土)〜12月20日(日)

休館日:月曜日(9月21日、10月12日、11月23日をのぞく)、9月24日(木)、10月13日(火)、11月4日(水)、11月24日(火)

料金:一般900円 高校生・大学生450円 小学生・中学生200円

お問合せ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

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<応募方法>
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質問「Marie Laurencin a inspiré quel poète?」

締め切りは2015年 10月12日(月)です。
応募先 :contact@franc-parler.jp

複数の応募は可能ですが、1つのプレゼントにつき1通のメールをお願いしております。

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