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ジャン=ポール・ジョ−、映画『未来の食卓』監督
投稿日 2009年7月1日
最後に更新されたのは 2016年9月7日
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ジャン=ポール・ジョー:未来の食卓
 
大量の農薬使用と健康に与えるその害に直面したバルジャック村の村長は、村の学校給食にオーガニックを取り入れることを決断した。ジャン=ポール・ジョーは村の取り組みの動機と問題点をドキュメンタリー映画の形で積極的に紹介している。
 
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©Matthias Lebrun
フラン・パルレ:あなたの映画は、まさに警告ですね…
ジャン=ポール・ジョー:その通りです、これは警告です。私たちは今や、気候温暖化、気候によるリスク、そして気候による警告のまっただ中に居るのです。それはすなわち私たちの生活スタイルに因るものだということは私たちも良く分かっています。この映画『未来の食卓』はシリーズ第1作目です。私はまず食生活から、主に小さい子供たちの食生活から始めたかったのです。なぜなら子供たちが自らの免疫システムを強化するのはその年齢からだからです。そしてその後の彼らの生活は、彼らが幼かったころの食生活と健康に左右されます。加えて私が食生活から始めたかった理由は、この食生活は型通りと言われる化学農法の結果であり、致命的とは言わないまでも、50%は気候温暖化の影響を受けています。だから全て繋がっているのです:子供たちの健康と地球温暖化とは。
 
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フラン・パルレ:あなたはオーガニックの給食に移行したセヴェンヌ地方の小さな村を撮影されましたね。どのようにしてその村と連絡がとれたのですか?そこはやはりちょっと辺鄙なところですよね。
ジャン=ポール・ジョー:私は長い間躊躇していました。あなたに申し上げたように、私は子供たちの、その年齢の、要するに9歳から12歳までの小さな子供たちの給食での体験を撮りたかったのです。なぜならまず、この子供たちはカメラに近づきやすく、カメラの前で、ほぼ自然のままに振る舞うことが出来るからです。それから彼らはとても頭が良く、無邪気さもまだ持ち合わせていて、いわゆる中学校の特徴である自主管理もまだ植え付けられていません。だから私は小学校の食堂を探していたのです。私はこの改革が田舎の環境によってこそ行われるという確信を抱きました。なぜならフランスの村では、市民と議員がコミュニケーションをとることが出来るからです。そしてこの作品がそれを証明しています。この作品はそのことを十分に明らかにしているのです。私はとても美しいフランスの村を求めていました。私はそこがとてもとても美しくあることを望みました。なぜなら私はフランスの村の、快適な暮らしが出来る天国というイメージを壊したかったからです。そこで、違う、もうおしまいだ、フランスの村は他の全ての工業化した国々の村と同様で、村は汚染され、河川は汚染されている、と言うのです。大きな川は死に、農民は病気で、子供たちは病気だ、と。だから私はこの村を探し、この業界ではロケハンというのですが、そして私は条件に合う3つの要素を見つけたのです:私は(脚本の)筋を見つけました。つまりは学校の食生活の改革です。私は舞台となる環境をみつけました。それは今、御説明した通りです。それから私は役者たちを見いだしました。素晴らしい村長と、心引きつけられる子供たち、魅力的な親御さんたち、彼らはこの筋の重要さを完全に理解していました。
 
フラン・パルレ:これは論争の元になるテーマですね、多くの誹謗中傷を受けることでしょう。そういった人にはどのように答えられるのですか?
ジャン=ポール・ジョー:私はこの映画作品は現在、フランス国内の一般の上映館以外(公民館、学校等)で25万人の入場者を数えたと回答します。まず一つには、大衆がこの作品を認めたということです。この作品は今月で興行期間7ヶ月を超えるでしょう。そして私は常に討論会をやっています。私はいつも上映後の討論会に招待されますが、全部に参加することは出来ません。毎日、DVD化の依頼が来ます。人々はこのDVDを待ちきれずにいるのです。誹謗中傷をする人たちには、この様にも答えています。(フランスの環境派キャスター)ニコラ・ユロがDVDのメニューに参加していて、次回から参加してくれますが、彼が、とても重要だと私が思い、尚かつ、あなた方の質問に応える一文を言ってくれています:——この作品は分裂させるよりもまとめている。もちろん(意見は)分かれていますが、分裂するよりむしろまとまっています。なぜなら、人々に自らの健康状態、この地球の健康状態、そして特に子供たちの健康状態について本当の事を伝えたのは初めてだからです。
 
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フラン・パルレ:あなたはこの作品を紹介する為に、しばしば(上映場所に)一緒に行っていますね。何故そうされるのですか?

ジャン=ポール・ジョー:最初は、多くの映画作品がそうであるように、一ヶ月間、作品と一緒に移動する予定でした。それに私は、これが映画用の初の作品であったことから、このことでさらにフランスの映画配給及び普及システムの全てを見いだすことが出来、特に観客の反応を直に聞くことが出来ました。人々は行動する用意は出来ている、と申し上げることが出来ます。人々は一つのことしか期待していないのです:それは情報を得ることです。彼らの心に訴えるような。彼らは事実を隠されているのです。私は1ヶ月経ったころ、人々が期待している、強く深く期待していることに気がついたのです。その為に私は続けているのです。なぜならこれは完全に入門編の作品だからです。私は次の作品に取りかかっていて、次もこうして解説を続けるつもりですが、それはこの数千人の人々の意見を活かしたものになるでしょう。一会場あたり200人とすると、私は2万人以上の人々と直接対話したことになり、それは大規模なことです。
 
フラン・パルレ:現在フランスではオーガニックは上手くいっていますか?
ジャン=ポール・ジョー:フランスではオーガニックはとても上手く行っています。あらゆるオーガニックの店、とりわけこの作品を後援しているビオコープという店は来店者が増えました。おそらく映画の後、影響があったのでしょう、これは確かです。来店者数が15〜20%増えたのです。これは一例です。全ての学校給食がオーガニックに乗り換えようとしています。6月18日に、この日はフランスの国民的記念日ですが、世界自然保護基金(WWF)が6月18日にアピールを出します。そのテーマは Oui au bio dans ma cantine (学校給食にオーガニックを)”というものになるでしょう。つまり小学生を持つ親御さんたちが、学校が終わる頃、子供たちを迎えに行って、自宅に帰る代わりに役場に向かって行進し、議員と対話するということです。このように、オーガニックはとても上手くいっています。それに対して問題は、これはパラドックスなのですが、フランスがヨーロッパで最も大きな農業国であるのに、オーガニック製品を輸入せざるを得ないということです。フランスはオーガニック製品の50%を輸入しており、これは全く異常なことです。では何故なのでしょう?なぜならオーガニック仕様の土壌が2%しかないからです。急務は、それを次の作品で触れますが、このフランスの産地に、疑う余地もなく地球で最良の産地の一つに、めぐみの大地を取り戻すことです。
 
2009年7月
インタヴュー:プリュウ・エリック
翻訳:粟野みゆき



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