フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

Rédaction du journal:
Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Mika Tanaka

La francophonie au Japon
Franc-Parlerフランス語圏情報ウェブマガジン フラン・パルレ
〒169−0075新宿区高田馬場1−31−8−428
1-31-8-428 Takadanobaba, Shinjuku-ku, 169-0075 Tokyo

Tel/Fax: 03-5272-3467
E-mail:contact@franc-parler.jp
http://franc-parler.jp

『勝手にしやがれ』À bout de souffle 『気狂いピエロ』Pierrot le fou
JPEG - 214.3 kb
Crédits : ©STUDIO CANAL

『気狂いピエロ』
50周年2Kレストア版
 
 ある人は懐かしい気持ちでいっぱいになるだろう。ある人は新鮮な驚きで観るだろう。あらたに制作さ れた字幕に、ゴダールを再発見する人もいるだろう。映画を学び始めた学生は「これがヌーヴェルヴァーグか!」と、映像を 必死で追いかけるかもしれないし、フランス語学習者なら登場人物の台詞ひとつひとつを聞き逃すまいとするかもしれない。 人それぞれアプローチは違えど、映画館というひとつの場所にさまざまな世代の人が集まって同じ時間を共有するリアルな体 験に心が躍る。2021年9月、88歳で天国へと旅立ったジャン=ポール・ベルモンド。主演の彼が上映中の映画館の片隅にいるのかしらと、夢の ようなことも考えてしまう。
ジャン=リュック・ゴ ダール監督初期の代表作であるこの2作は、ジャン=ポール・ベルモンドを大スターにした2作でもある。その後ベルモンドがゴダールの作品に出演する ことはなかったが、この2作で2人のジャンが生み出した化学反応に女優たちの演技が重なっ たとき、映画の魔法が私たちを魅了していくことを実感する。ジーン・セバーグが演じたパトリシア、アンナ・カリーナが演 じたマリアンヌ……奔放で軽やかに見える反面、彼女たちは何かに束縛されているように見えてならない。映画の制作から60年程が経った今、私たちは彼女たちよりも多くの自由を手に しているだろうか?そう問いかけたくなった。(Mika Tanaka)
 
JPEG - 94.6 kb
Crédits : ©STUDIO CANAL

『勝手にしやがれ』
監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴ ダール
原案:フランソワ・トリュフォー
出演;ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ
字幕:寺尾次郎
1960年(2020年4Kレストア版)/フランス/90分
 
『気狂いピエロ』
 
監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダール
原作:ライオネル・ホワイト
出演;ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ
字幕:寺尾次郎
1965年(2015年2Kレストア版)/フランス/110分
 
À bout de souffle de Jean-Luc Godard avec Jean-Paul Belmondo, Jean Seberg; 1960 restauration 4K 2020, France, 90 min
 
Pierrot le fou de Jean-Luc Godard avec Jean-Paul Belmondo, Anna Karina; 1965 restauration 2K 2015, France, 110 min
qrcode:http://franc-parler.jp/spip.php?article1514