accessibilité
フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

Rédaction du journal:
Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

La francophonie au Japon
Franc-Parlerフランス語圏情報ウェブマガジン フラン・パルレ
〒169−0075新宿区高田馬場1−31−8−428
1-31-8-428 Takadanobaba, Shinjuku-ku, 169-0075 Tokyo

Tel/Fax: 03-5272-3467
E-mail:contact@franc-parler.jp
http://franc-parler.jp

『私の知らないわたしの素顔』 Celle que vous croyez
<span class="caps">JPEG</span> - 69.7 kb
Crédits : ©2018 DIAPHANA FILMS-FRANCE 3 CINÉMA-SCOPE PICTURES

『私の知らないわたしの素顔』
 
  多くの学生たちの前で、文学の講義が行われている。五十代程だろうか、貫禄ある教授がイプセンを、デュラスを雄弁に語っている。彼女の名前はクレール(ジュリエット・ビノシュ)。子供は2人、本を出版するだけのキャリアもある。そんな状況とは裏腹に、クレールの心の中は孤独と悲しみでいっぱいだ。あるとき、彼女はクララという別の名前でフェイスブックのアカウントを作成する。それは、自分のもとを去りゆく恋人の消息を知るためだった……どこにでもありそうな題材、誰にもでも起こり得そうな出来事だ。それなのに、なぜこんなにも目が離せず、映画にのめり込んでしまうのだろう。「年上の女性に翻弄される若き青年」というかつての定番は、二十一世紀にはこんな形に発展していくのか?被害者と加害者が入れ替わり、誰が支配者で誰が被支配者なのか、見ていくうちにどんどんわからなくなってくる。ハラハラしながらクレールの行く末を見守っていると、どんでん返しが観客を迎えてくれる。そんなサスペンスタッチのトーンとは対照的なシーンも印象的だ。純愛の舞台裏に絶望するアレックス(フランソワ・シビル)の涙と、クレールを救おうとある場所へ車を走らせるボーマン医師(ニコール・ガルシア)の姿が切ない。(Mika Tanaka)
 
監督:サフィ・ネブー
出演:ジュリエット・ビノシュ、ニコール・ガルシア、フランソワ・シビル
2019年/101分/R15+
 
Celle que vous croyez de Safy Nebbou avec Juliette Binoche, Nicole Garcia, François Civil; 2019, France, 101 mn, R15+
 
qrcode:http://franc-parler.jp/spip.php?article1425