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フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

Rédaction du journal:
Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

La francophonie au Japon
Franc-Parlerフランス語圏情報ウェブマガジン フラン・パルレ
〒169−0075新宿区高田馬場1−31−8−428
1-31-8-428 Takadanobaba, Shinjuku-ku, 169-0075 Tokyo

Tel/Fax: 03-5272-3467
E-mail:contact@franc-parler.jp
http://franc-parler.jp

東京で上映されるフランス語圏映画Les films en français à Tokyo
投稿日 2018年1月31日
最後に更新されたのは 2020年2月21日

Shinjuku Musashinokan 03-3354-5670
http://shinjuku.musashino-k.jp/
Bunkamura Le Cinéma 03-3477-9264
www.bunkamura.co.jp
Human Trust Cinéma Yurakucho 03-6259-8608
https://ttcg.jp/human_yurakucho

2月28日(金)より

『レ・ミゼラブル』
監督:ラジ・リ
出演:ダミアン・ボナール、アレクシス・マネンティ
2019年/104分

http://lesmiserables-movie.com/

Ciné Switch Ginza 03-3561-0707
http://www.cineswitch.com/
Shinjuku Piccadilly 050-6861-3011
https://www.smt-cinema.com
Yebisu Garden Cinéma 0570-783-715
https://www.unitedcinemas.jp/yebisu/
Uplink Kichijoji 0422-66-5042
https://joji.uplink.co.jp

上映中

<span class="caps">JPEG</span> - 84.6 kb
Crédits : ©2017-JERICO-PATHE PRODUCTION-TF1 FILMS PRODUCTION-NEXUS FACTORY-UMEDIA

『母との約束、250通の手紙』
「画家になるのはダメよ、死んでから名前を残したって意味がない」
 絵を描くのが好きな息子に、そう告げる母親がいる。そして息子が文学に関心を示すと「お前はトルストイに、ヴィクトル・ユゴーになれる」と全面的に支援、いつか有名人になれるに違いないからと社交界に出ても恥ずかしくない教育を施す。彼女のことを毒親と呼ぶべきだろうか?それとも……
 原作は、ロマン・ガリの自伝的小説『夜明けの約束』。エキセントリックでたくましいユダヤ系のシングルマザー、ニナ(シャルロット・ゲンズブール)は、ガリの母親だ。パリの大学に進学し、作家としてデビューを果たした青年ロマン(ピエール・ニネ)は、戦雲立ち込める1938年、フランス兵となって戦地に赴任する。やがてリビアで腸チフスに侵され病床に伏してしまう。生死の境を彷徨うロマンに、ニナから次々と手紙が届く。「病気が何?執筆中の小説を書き上げなさい、モーパッサンは梅毒でも書き続けたのよ」「死ぬのは許さない」「お前を誇りに思います、フランス万歳」……250通の手紙に込められたスパルタ的な激励のおかげで、ロマンは生きて故郷に帰ってくる。
 どんなに不完全でも、どんなに欠点だらけでも「母の愛」に勝るものはこの世に存在しないのかもしれない。理想の母親像を押し付けられて苦しむ母たちにこそ、観てほしい映画。(Mika Tanaka)

監督:エリック・バルビエ
出演:シャルロット・ゲンズブール、ピエール・ニネ、ディディエ・ブルトン、ジャン=ピエール・ダルッサン、キャサリン・マコーマック、フィネガン・オールドフィールド
2017年/フランス・ベルギー/フランス語・ポーランド語・スペイン語・英語/131分/R15+

À l’écran
La promesse de l’aube d’Éric Barbier avec Charlotte Gainsbourg, Pierre Niney, Didier Bourdon, Jean-Pierre Darroussin; 2017, France, Belgique, français, polonais, 131 mn, R15+

https://250letters.jp

Bunkamura Le Cinéma 03-3477-9264
www.bunkamura.co.jp
Toho Cinémas Chanté 050-6868-5001

上映中

<span class="caps">JPEG</span> - 48.4 kb
Crédits : © 2019 Les Films 13 - Davis Films - France 2 Cinéma

『男と女 人生最良の日々』

クロード・ルルーシュ監督が「映画を撮るのはこれで最後」と覚悟を決めた『男と女』(Un homme et une femme)。興行的な失敗が続いていた彼に映画の神様が微笑み、本作は映画史に残る名作の1つとなった。その伝説がさらに新しい伝説を生むことになると、誰が想像しただろう!
  『男と女』で結ばれた2人が50年以上の歳月を経て再会するというのが『男と女 人生最良の日々』だ。レーシング・ドライバーとして一世を風靡したジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)は、施設で暮らし、徐々に過去の記憶を失いつつある。父を案じた息子のアントワーヌ(アントワーヌ・シレ)は、アンヌ(アヌーク・エーメ)を探し出し、2人を再会させる決心をする……歳を重ねてなお気品溢れるアヌーク・エーメと、相変わらず茶目っ気たっぷりのジャン=ルイ・トランティニャン。前回と同じ役を同じ俳優が演じているのは主人公たちだけではない。2人の子供達もまた、演じるのはまったく同じ俳優。52年近い歳月を経て彼らもまた成長し、映画の中で、彼らの人生を生きている。彼らの職業、彼らが歩んだ人生にも深くうなずきたくなる。
まるでコメディ映画を思わせる爆笑シーンがあったかと思うと、切なくて切なくてたまらないシーンがある。ジャン・ルイが、猛スピードでパリを走り抜けたときの回想シーンに、なぜほろりと涙ぐんでしまうのだろう。早朝のパリが車から撮影されているだけなのに……「クロードといると思いがけないことの連続で、でもそれが自然なの」とアヌーク・エーメが語るように「彼の作品に参加するということは、魔法のような素晴らしい経験」とジャン=ルイ・トランティニャンが語るように、ルルーシュ監督の映像は、奇跡のような輝きに満ちている。明るい陽の光の中で微笑む登場人物たちの「深い明朗さ」をたたえた表情は、この人だから撮り得た温かさと豊かさでいっぱいだ。(Mika Tanaka)

監督:クロード・ルルーシュ
出演:アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン、スアド・アミドゥ、アントワーヌ・シレ、モニカ・ベルッチ
2019年/90分/カラー・モノクロ

À l’écran

Les plus belles années d’une vie de Claude Lelouch avec Anouk Aimée, Jean-Louis Trintignant, Antoine Sire, Souad Amidou, Monica Bellucci; 2019, France, 90 mn, couleur, N/B

www.otokotoonna.jp

Bunkamura Le Cinéma 03-3477-9264
www.bunkamura.co.jp

2月27日(木)まで

<span class="caps">JPEG</span> - 69.7 kb
Crédits : ©2018 DIAPHANA FILMS-FRANCE 3 CINÉMA-SCOPE PICTURES

『私の知らないわたしの素顔』

  多くの学生たちの前で、文学の講義が行われている。五十代程だろうか、貫禄ある教授がイプセンを、デュラスを雄弁に語っている。彼女の名前はクレール(ジュリエット・ビノシュ)。子供は2人、本を出版するだけのキャリアもある。そんな状況とは裏腹に、クレールの心の中は孤独と悲しみでいっぱいだ。あるとき、彼女はクララという別の名前でフェイスブックのアカウントを作成する。それは、自分のもとを去りゆく恋人の消息を知るためだった……どこにでもありそうな題材、誰にでも起こり得そうな出来事だ。それなのに、なぜこんなにも目が離せず、映画にのめり込んでしまうのだろう。「年上の女性に翻弄される若き青年」というかつての定番は、二十一世紀にはこんな形に発展していくのか?被害者と加害者が入れ替わり、誰が支配者で誰が被支配者なのか、見ていくうちにどんどんわからなくなってくる。ハラハラしながらクレールの行く末を見守っていると、どんでん返しが観客を迎えてくれる。そんなサスペンスタッチのトーンとは対照的なシーンも印象的だ。純愛の舞台裏に絶望するアレックス(フランソワ・シビル)の涙と、クレールを救おうとある場所へ車を走らせるボーマン医師(ニコール・ガルシア)の姿が切ない。(Mika Tanaka)

監督:サフィ・ネブー
出演:ジュリエット・ビノシュ、ニコール・ガルシア、フランソワ・シビル
2019年/101分/R15+

Jusqu’au 27 février
Celle que vous croyez de Safy Nebbou avec Juliette Binoche, Nicole Garcia, François Civil; 2019, France, 101 mn, R15+

http://watashinosugao.com

Human Trust Cinéma Yurakucho 03-6259-8608
https://ttcg.jp/human_yurakucho
Shinjuku Piccadilly 050-6861-3011
https://www.smt-cinema.com

上映中

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
監督:レジス・ロワンサル
出演:ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ、アレックス・ロウザー
2019年/フランス・ベルギー/105分

gaga.ne.jp/9honyakuka

Shimotakaido Cinéma 03-3328-1008
www.shimotakaidocinema.com

2月29日(土)〜3月6日(金)11:40

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Crédits : ©️Archipel 35, France 3 Cinéma, Longride -2018

『人生、ただいま修行中』

「腹を刺された患者がいたとする。そんなとき、刃物を抜いてはいけない。その理由は?」
  教師が生徒たちに問いかける。生徒たちは真剣なまなざしで答える。看護師の仕事は常に死と隣り合わせ。その瞬間瞬間に、命を守るためにすべきこととしてはいけないことが明確にあって、その判断を間違えることは許されない・・・・・・2016年、ニコラ・フィリベール監督は、塞栓症で救急救命室に運びこまれた。そのときの体験と医療関係者への謝意が、このドキュメンタリー映画の制作のきっかけとなった。選んだ題材は、看護学校の生徒たちのようす。講義と実習、教師との面談、地味なビジュアルでありながら、生徒や教師の多様性が私たちをどんどん映画の中へ引き込んでいく。「試験中はラマダンを免除できるのよ」と教師に言われると「試験を言い訳にはしたくありませんよ」と笑う生徒がいる。生活のために体を売り、あるときHIV検査を受けたいと訪れた女性を思い出して泣き出す生徒がいる。実習中に強盗が入り一文無しになったとき、母親がアンティル諸島からはるばる訪ねてきてくれた話をする生徒がいる。「私が勉強できるのは母のおかげです」と。忙しすぎる実習先で、誰からも何も教えてもらえず右往左往した自分を責める生徒がいる。彼女は、患者が輸血を拒否したのは自分のせいではないかと思い、苦しんでいた。そんな見習いの彼らを見守る教師たちもまた、性別も肌の色も同一ではない。「行きたくない実習先があれば言って」と教師が生徒に尋ねるところが、日本との大きな違いかもしれない。

  撮影が行われたのは、モントゥイユのクロワ・サンシモン校。国籍や宗教の違い、経済力や保険の有無に関わらず、すべての患者に対して “平等”に接するという精神を掲げ、生徒たちは看護のプロとなるために学び、ときには失敗し、成長を続けていく。ナレーションも音楽もなく、淡々とすすむ本編のエンドロールで、ギターの優しい音色で歌われる”Don’t Think Twice, It’s All Right”(邦題:くよくよするなよ)に、思わず涙ぐんでしまった(Mika Tanaka)

監督:ニコラ・フィリベール
2018年/105分/ドキュメンタリー

De chaque instant documentaire de Nicolas Philibert; 2018, France, 105 mn

www.longride.jp/tadaima/

Waseda Shochiku 03-3200-8968
http://wasedashouchiku.co.jp/

2月29日(土)〜3月6日(金)
<さぁ、冒険へ出よう! ワールド・アニメーション・ウィーク!>
※二本立て

『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』
監督:レミ・シャイエ
声の出演:クリスタ・テレ、フェオドール・アトキン
2015年/フランス・デンマーク/81分

『ディリリとパリの時間旅行』
監督・脚本:ミシェル・オスロ
声の出演:ブリュネル・シャルル=アンブロン、エンゾ・ラツィト
2018年/フランス・ベルギー・ドイツ/94分

Uplink Kichijoji 0422-66-5042
https://joji.uplink.co.jp

2月14日(金)〜27日(木)

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Crédits : ©CG CINEMA / ARTE FRANCE CINEMA / VORTEX SUTRA / PLAYTIME

『冬時間のパリ』

  作家と編集者が話をしている。ツイッターのコメントに対して批判的な発言をする作家に対し、編集者はこう答える。短い名文句をひたすら繰り返すところは、アンシャン・レジームの頃と同じ。フランス的ではないかと。
  作家はレオナール(ヴァンサン・マケーニュ)、そして編集長はアラン(ギヨーム・カネ)。妻以外の女性との間に秘密がある。レオナールの妻はヴァレリー(ノラ・ハムザウィ)。政治家の秘書として経済的に夫を支える。アランの妻はセレナ(ジュリエット・ビノシュ)、人気テレビドラマシリーズに出演する女優だ。彼らには表の生活と裏の生活がある。
  映画は、電子書籍やオーディオブックの台頭で先の見えない出版業界に対する議論で散りばめられる。「装丁や販売計画に関する打ち合わせがいらなくなるから、中身を充実されることに注力できる」という発言もあれば「そのうち誰も家から出なくなって、さみしくない?」という投げかけも。映画の始まりから終わりまで飛び交うパリっ子たちの洗練された言葉の数々。だからこそ、ときおり登場人物が見せる怒り顔や泣き顔が愛おしい。取り繕わずに本気で向き合ったときの表情は、どんなに着飾ったときよりも美しいし、どんな雄弁な言葉よりも多くを語っていることを知る。イングマール・ベルイマン、ルキノ・ヴィスコンティ、ミヒャエル・ハネケ……映画の中で語られる名監督たちの映画を、合わせて観たくなる。 (Mika Tanaka)

監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュ
2018年/107分

Doubles vies d’Olivier Assayas avec Juliette Binoche, Guillaume Canet, Vincent Macaigne; 2018, France, 107 mn

上映中

〈アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画〉

Yebisu Garden Cinéma 0570-783-715
https://www.unitedcinemas.jp/yebisu

2月21日(金)〜3月12日(木)
デジタル・リマスター版 特集上映 
ミッシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち

2月21日(金)、27日(木)、28日(金)、3月2日(月)、5日(木)、8日(日)
『ローラ』
監督:ジャック・ドゥミ 出演:アヌーク・エーメ、マルク・ミシェル、ジャック・アルダン
1960年/88分/モノクロ

2月22日(土)、24日(月•祝)、29日(土)、3月3日(火)、6日(金)、8日(日)
『ロシュフォールの恋人たち』
監督:ジャック・ドゥミ 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、フランソワーズ・ドルレアック、ダニエル・ダリュー
1967年/127分/カラー

2月23日(日)、27日(木)、3月2日(月)、5日(木)、6日(金)、10日(火)
『5時から7時までのクレオ』
監督:アニエス・ヴァルダ 出演:コリーヌ・マルシャン、アントワーヌ・ブルセイエ、ミシェル・ルグラン
1961年/フランス・イタリア/90分/モノクロ

2月22日(土)、25日(火)、3月1日(日)、4日(水)、9日(月)、11日(水)
『女は女である』
監督:ジャン=リュック・ゴダール 出演:アンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ベルモンド、ジャン=クロード・ブリアリ
1961年/フランス・イタリア/84分/カラー

2月25日(火)、26日(水)、29日(土)、3月3日(火)、10日(火)、11日(水)
『ロバと王女』
監督:ジャック・ドゥミ 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ペラン、デルフィーヌ・セイリング
1970年/89分/カラー

2月23日(日)、26日(水)、3月1日(日)、4日(水)、7日(土)、12日(木)
『女と男のいる舗道』
監督:ジャン=リュック・ゴダール 出演:アンナ・カリーナ、サディー・レボー
1962年/84分/モノクロ

2月21日(金)、24日(月•祝)、28日(金)、3月7日(土)、9日(月)、12日(木)
『シェルブールの雨傘』
監督:ジャック・ドゥミ 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーボ
1964年/91分/カラー

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