東京在住のフランコフォンたちの演劇グループ”Troupe Kuroko”が、幡ヶ谷の小劇場Our Spacedeで、ジャン=ミシェル・リブスの戯曲を上演する。演目は、”Théâtre sans animaux”から選ばれた、5つの寸劇。結成されたばかりのTroupe Kurokoにとって、初めての公演となる。
“Théâtre sans animaux”は、2001年の初演のとき、フランス演劇界最高峰の賞と言われる「モリエール賞」の2部門を受賞。「喜劇部門最優秀賞」と、「最優秀劇作家賞」に輝いた。作者は、劇作家、演出家、映画監督として活躍するジャン=ミシェル・リブス。2002年からパリのロン・ポワン劇場のディレクターをつとめ、現代演劇の普及と若い劇作家の支援に力を入れている。